物語の挿絵を思わせるロゴ作成例

極力余計なものを削ぎ落とした、シンプルなロゴデザインも魅力的ですが、こまかく描きこまれたロゴもまた捨てがたいものです。今回は絵本の挿絵を思わせるような、物語性のあるロゴデザインをまとめました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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自然に憩う動物を描いたロゴ作成例

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大木の根元に豚が、背の低い垣根に鳥がとまっているロゴは、版画か細密画のよう。レトロ感のある臙脂色で統一されているのも、美しいアンティーク絵本を連想させます。丁寧に描きこまれた木の幹や葉の造形に注目です。

古代の壁画を思わせるロゴ作成例

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三角形の動物のようなオブジェクトを囲み、槍や弓矢で攻撃する人間たち。洞窟壁画に描かれていそうな、ロマンを掻き立てるロゴデザインです。イラストは線の太さが不規則に揺れていて、フリーハンドの素朴な味わいを再現しています。背景の模様も石のようなパターンで、壁画の雰囲気を高めています。

自転車に乗った少女と月を描いたロゴ作成例

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闇の中を自転車で走る少女。それを見守るように、自転車に乗った月が伴走します。少女の顔は見えませんが、月の目はしっかりと少女に向けられており、互いが対話しているような距離感が魅力的です。月の後ろに乗った星のとぼけた表情にも注目。カラフルではありませんが、豊かさやぬくもりといったイメージが湧いてきます。

旅人と双頭の狼を描いたロゴ作成例

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PACHACUTI（パチャクテク）とは、インカ帝国第9代の皇帝のこと。「世界を震撼させる者」、「世界を造り変える者」という意味をもっているそうです。二つの頭と尾を持つ狼をしたがえ、カンテラの明かりを頼りに黙々と歩むその姿は、タロットカードのようなミステリアスな雰囲気をたたえています。版画のような無骨なデザインが独特の風合いを醸し出しています。

ロゴは、社名やサービス名を認知させるためのツールです。そのためには、何をしている会社か、どのような店舗なのかが一目で分かるデザインが求められます。しかし、一見してはっきりとした情報はあまり入ってこないけれど、興味を惹かれる、そんなデザインも魅力的ではないでしょうか。見る人の好奇心を刺激することで印象に残る、そんなロゴも素敵です。

遊び心を演出しやすく、なおかつショップカードやDMをデザインしやすいというメリットもあります。活用シーンを想定して取り入れると良いのではないでしょうか。