西洋では、カエルは変化のシンボルです。古代エジプトでは胎児のシンボルであり、再生の意味も持っていました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
カエルが張り付いた姿のロゴマーク
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面白いロゴですね。カエルが張り付く下から覗いた状態を、ロゴマークにしています。黒い部分が接地面を表し、その形から接地している素材まで見えてきます。素材は、真っ平らで滑面であることは間違いありません。空気が入らないほど平らな面です。指の開き方でどれだけ踏ん張っているか、指との距離感までも想像させます。見ているだけでも楽しいロゴですね。
潜水夫ガエルのロゴマーク
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泳ぎも、潜ることもカエルのように上手いことから、潜水夫のことを “ FROGMAN ” と言います。水中眼鏡をかけたカエルが、ハンドサインを送ります。サイン見ると、人差し指と小指を立てています。ロックだと「レッツ・ロック!」の意味で、「さあロックしようぜ!」という感じです。これが親指と小指だとアメリカの手話で「愛している」なのですが、人差し指なので違うようです。もともとこのサインはイタリア語名「コルナ」と呼ばれ、地中海あたりでは侮辱的な意味で使います。このロゴでは、やはりレッツ・ロックしかありませんね。
見つめるカエルのロゴマーク
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枝にとまったカエルがこちらを見つめます。何の枝だかわかりません。このカエルのロゴは単色で、基調色の黒が緑になれば緑色のカエルに変身です。両手の色は常に地色のままです。手の置き方がうまい具合にレイアウトされ、ひょうきんなロゴになっています。
腕組みをしているカエルのキャラデザイン
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博士!や師匠!と声をかけたくなるような、貫禄のあるカエルのデザインです。腕組みをしてふんぞりかえる姿勢は、一見すると尊大な印象。しかし、やわらかい質感のお腹や、への字の口はユーモラスで親近感が湧きます。
日本でカエルは、「帰る」意味から旅人の守護者と考えられました。古代エジプト人が信じた再生と、日本の「旅人が帰る」にかけて、身代わりになってくれるカエルのお守りを持ち歩く考えには、偶然にも元に戻る、再生への共通する願いがあることがわかります。
ちなみに、ゆるキャラには「郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること」、「立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること」、「愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること」なる三か条が定められているとのこと。ロゴデザインの世界からも新たなゆるキャラが誕生したら楽しいのではないでしょうか。
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