前回ご紹介した黄色は元気一杯、エネルギッシュな印象が強く表れていましたが、オレンジも同様にとても明るく元気溢れる印象があります。ところが、黄色がもつ雰囲気とは違う印象を受けるのはどうしてでしょうか?それはその明るい印象に+αの面白さが足されている点で、オレンジが持つ陽気な雰囲気の秘密の様です。早速例となるデザインを見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
くるくる回る美味しい輪のロゴマーク
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シンプルに描かれた2つのタコスがシンボル的なロゴデザインです。「タコス」というと黄色を思い浮かべる気もしますが、そこをオレンジで描くことによってより温かみや味わいといった視覚以外の感覚に訴えかけるデザインとなっていて素晴らしいですね。また、オレンジ色のタコスは夕日の様にも見え、その周りに文字を並べることによってその夕日がもたらす優しい光のラインのような工夫になっているようです。ポジティブさは残しつつ、温かさを感じさせるデザインです。
気が付けばそこに、可愛い脚 – レストランのロゴマーク
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フォークとナイフが描かれたロゴは、すぐにレストランやカフェなどを思い浮かべますね。でもよく見るとそんなフォークとナイフ両方に脚が生えています。お店の名前のグースに基づいて、水かき付きの可愛いガチョウの足になっているのが面白いですね。シンプルながらも遊び心が隠れたデザインは多くの人に親しみを持たれやすいです。配色もシンプルに濃いオレンジと白で無駄がありません。お尻を振って歩くガチョウの憎めない可愛いイメージを、彼らの足を彷彿とさせるオレンジがより際立たせ、お店にもポジティブなイメージを与えています。
楽しい雰囲気が表れたラインロゴ
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今にも文字が飛び跳ねそうな、そんな元気一杯の印象を持つロゴデザインです。白を背景にオレンジで描かれることでオレンジがとても映えると同時に、白が持つ清楚な印象も際立って相乗効果のある配色です。一見、文字自体がロゴの印象を左右している様にも見えますが、このオレンジが青だった場合を想像するとどうでしょうか。イメージが大きく変わりますよね。文字が同様に自由溢れるスタイルで描かれていても、オレンジのような明るく楽しいイメージは青では描くことは難しいでしょう。この自由に描かれたフォントとオレンジの組み合わせによって初めてこの楽しい印象を作り出すことが出来る、ということに気付かせてくれるロゴデザインです。
前回の黄色は明るく、目を一瞬で引きつける効果がありましたが、オレンジは黄色が持つ明るい印象はそのままに、黄色が持つ刺激的な部分を取り除いて、温かさ、楽しさ、といった柔らかさが加えられている様に感じました。エネルギッシュというよりも楽しさをデザインに加えたい時、ぜひオレンジを候補に入れてみて下さい。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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