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踊るようなリズムが楽しいグラフィックデザイン

踊るようなリズムが楽しいグラフィックデザインの制作例


踊るようなリズムが楽しいグラフィックデザイン

リズムを感じる絵柄とは、どんなグラフィックでしょう。音楽用語であるリズムを、美術的に言い換えるにはどのような要素が関係してくるでしょうか。

音楽において、リズムとは「拍」で構成されるグループです。強い拍と弱い拍、それからその間を結ぶ「間」によって構成される「拍子」、その集まりがリズムです。仮にこれをグラフィック要素に置き換えてみると、図やアクセントになる部分が強い拍、地や目立たない要素になる部分が弱い拍や間に当てはめられることができそうです。グラフィック要素の規則性からリズムを感じるデザイン制作例を集めてみました。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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似た要素の繰り返しにリズムを感じるイラスト制作例

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ビーチの賑わいを描いたこちらのイラストには規則的な美しさがあります。パラソル、ビーチマットなど形や色が似た要素のリピートにリズムを感じませんか?パラソルの色に強弱がついていたり、ビーチマットの四角が縦・横と角度を変えて次々現れることも拍を感じさせる要因かもしれません。また、色数を絞ったことで見ているうちに前と同じカラーがまた出てくることもリピートの効果を増強します。賑やかでのびのびしたビーチの光景が、計算された心地よいリズムを感じさせるグラフィックデザインに仕上げられています。

 

カラフルなイラストの中に見え隠れする文字たち

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上下に揺れるように配置された文字を彩るのはゆるいイラスト。花や食べ物などゆるっとした描写は見ているだけで楽しくなれそうです。文字を追う視線に対してアクセントを投げかけるイラストたちは、メロディーにアクセントを与えるパーカッションのよう。それぞれのイラストの大きさの差が拍の強弱のようで、賑やかな音楽を感じさせてくれます。ミュージックフェスティバルのポスターにふさわしい、音楽の楽しさを体感させてくれるポスターです。

 

ドットのパルスが伝える自然の律動

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ドットはその見た目からリズムを連想させてくれます。楽譜の音符のようにも感じられ、「トトトトトト・・・」とリズムが聞こえてきそうです。同じ大きさ、同じ色など、要素のリピートを連想させることで規則的な律動を感じさせるテクニックです。こちらのグラフィックデザインでは、手書きのような不揃いのドットがアナログ感を強調し、機械的でない、子供の手拍子のような揺らぎのあるリズムの演出が感じられます。

 

グラフィックデザインにおいて近似する要素は重要なポイントになります。同じ色や同じ大きさ、同じ形の要素がまとまって知覚される「群化」は目立たせるべき要素を目立たせ、そうすべきでない要素と差をつけてくれるからです。近似する要素の繰り返しはそうした情報の整頓と同時に、リズムも生み出します。文字やイラストを見ていく視線がメロディーならば、文字自体やその他のグラフィック要素の間隔や色合いはリズムを与えてくれるものになるでしょう。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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