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画像合成が生み出す広告デザイン

画像合成が生み出す幻想的な架空世界の作成例


画像合成が生み出す広告デザイン

コンピューターグラフィックスが登場して以来、私たちが今まで考えもしなかった奇想天外なイメージとの出会いも、より身近なものになってきました。写真同士を合成することは新しいイメージや新たな視点を作り出してくれます。組み合わせるのは見た目のみではなく、画像のもつ意味や叙情も混じり合って新しいメッセージになることも。画像合成が作り上げた、意外性を感じるデザインをご紹介します。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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カラスの住まう森を思わせるグラフィック制作例

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枝にとまったカラスのシンプルなフォルムに、森の画像が重なる謎めいた一枚。モノトーンの繊細な調子がカラスの羽毛のナチュラルな質感とマッチします。カラスの眼差しや深い森の描写から静寂の中に何かを起こりそうな予感を感じるのは整理されて余計なものがないシンプルなモチーフのおかげでもあるでしょう。森、カラス、眼差し、霧と少ない要素ながら、ストーリー性を感じるグラフィックデザインです。

 

どこまでが事実?鏡のように割れる湖

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パッと見て誰にでも面白さが伝わる不思議な一枚。カヌーで漕いできた先にあるのは鏡のように割れた湖面。現実とは思えない光景に、画面内の人物の戸惑いが伝わるようでコミカルなおかしさがあります。湖面を鏡に見立てる表現は文語的には使い古された慣用句ですが、「割れた」表現を取り入れることでイメージのウィットが目にも伝わります。実際にこうした雰囲気の写真を撮影することも可能でしょうが、場所や道具などの制限を気にせず製作できるのはデジタルならでは。

 

力強いモチーフが描くマニッシュな世界観のポスターデザイン

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コラージュのように重ねられた車やクレーン、男性の横顔。それぞれがポスターのデザイン要素として直線や曲線が視線を誘導したり、アクセントになったりしているのと同時に、モノとしての意味を情報として知らせます。男性が携わった工事現場なのか、この車に乗っていたのか、自然と様々なストーリーが連想され、より詳細な細部を見ようと意識が働きます。隅々まで見たくなる仕掛けがある、複雑で好奇心を誘うグラフィックデザインです。

 

画像を加工して、新たな価値観を示す手法は今や世の中に溢れています。それだけに、「実際にはない架空のイメージ」に期待される意外性はさらに高まると思われます。今はまだどこにもないアイディアが浮かんだら、それを絵にする技術も必要になるはずです。ツールで何ができるのかを把握しておくことはきっとその助けになるでしょう。また、フランスでは拒食症などを招きかねない過度に補正されたボディーイメージへの警鐘として、2017年10月にレタッチした写真(加工写真)にはその旨を明記することが義務付けられました。広告デザインのコンセプトによってはあえて修正しない写真という価値も改めて問われるでしょう。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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