皆さんもご存知の通り、海外のデザインには非常にユニークで面白いものが沢山あります。ユニークながらもひと目で訴えたいことがわかるものや、ここでは紹介できないようなブラックジョークが効いたキツめのものなど、日本で主流の広告デザインとは一味違ったデザインが多く、見ているだけでも面白いですよね。今回は、海外の広告デザインの中からユニークでクリエイティブなものを厳選してご紹介していきます。
保湿が大事なのは絵画も一緒?
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日本でもドラッグストアなどでよく目にする保湿バーム、ヴァセリン。乾燥した肌に塗るとしっとりと保湿してくれるという商品ですが、その保湿力の高さをユニークに絵画で表現しています。絵画の劣化によるヒビ割れというネガティブなものを逆手に取ったこちらのデザインは、文言が全く無いのにも関わらず、何を訴えたいのかが直球で伝わってきますね。ヒビの有無でこんなに印象が変わると思うと、毎日のお手入れにも力を入れなければと思わせるほど説得力のある面白いデザインです。
美味しさが伝わる自社ブランドの広告デザイン
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Biedronkaというのはポーランド最大のスーパーマーケットで、主に自社ブランドの製品を販売しています。こちらは、自社製のスープの広告のよう。切ったトマトの中には、なんとも美味しそうなスープがたっぷり。トマトの美味しさが詰め込まれたスープだというのが存分に伝わってきます。マスコットキャラクターであるてんとう虫が、普段は身につけていないコック帽を被っているのも可愛いですね。
あの画家の自撮りは、何の広告?
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こちらはスマホで有名なサムスンのデジカメの広告デザイン。あのゴッホの自画像が、もしも絵画ではなく自撮りだったら・・・というコンセプトだそう。パッと見だと誰だかわかりませんが、カメラの画面には自画像で有名なあの顔がしっかりと表示されています。また、部屋の中にはヒマワリが置いてあったり、壁にはゴッホ作の“オリーヴ園”と思われる絵画が飾られているなど、細かい部分にもゴッホを感じさせる演出が。
日本における広告デザインは、割と文字が多く入ったものが好まれる傾向にありますが、海外では文字を入れずインパクト勝負のデザインが多いなと改めて感じました。これだけユーモアとインパクトがあると、文字がなくてもデザインそのものが映像として頭に記憶されやすいですね。このような面白く記憶に残るデザインを製作するためにも、常識にとらわれずにいろんな角度から物事を見ることを心がけたいものです。
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