言葉で説明をすることなく、情報を伝えることができるものがピクトグラムです。世界各国から観光客が訪れるようになった近年は、ピクトグラムの存在がより大きくなってきていると言えます。特に東京オリンピックが迫ってきているので、公共施設などで早急な対応が必要だと言われています。そんなピクトグラムを使って、言葉を介さなくても万国共通の理解を狙ったポスターがあります。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
世界の各都市を表すピクトグラムポスターデザイン
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世界の都市にはそれぞれシンボルとなる建造物がありますが、その特性を単純化して記号を作成したのがこちらのポスターです。ロンドンのビッグベン、シドニーのオペラハウス、バルセロナのサグラダファミリア…。ここで大切なのは、どんなに複雑なものだとしても、とにかく単純化をすること。装飾や細かな部分をできるだけ単純化して、いかにシンプルに仕上げるかがピクトグラムの作成で重要になります。こちらのポスターはどの都市のシンボルも一目でわかるうえ、ラインは少なく非常にシンプルな仕上がりになっています。ところで日本は東京のシンボルは…ん？ちょっと気になるところではありますね。
ピクトグラムポスターに色を加えることで広がる活用シーン
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基本的にピクトグラムはモノトーンで表されることが多いのですが、着色をすることでかわいらしさを加えることもできます。こちらのポスターを見ると、そのことがよくわかりますね。着色をすることで、視覚記号としてだけでなく、テキスタイルのように使うこともできそうです。色々な情報をできるだけそぎ落とし単純化されたピクトグラムのデザインは、単体でも寂しくなりすぎず複数でもうるさくなりすぎないからです。色を加えることで活用の範囲が広がるのも、ピクトグラムがもつ魅力の一つですね。
さまざまなスポーツの特徴をおさえているポスターデザイン
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こちらはまさにオリンピックをきっかけに作成されたピクトグラムの一つです。2007年のリオオリンピックで競技種目として認定されたスポーツを、ピクトグラムに表したものです。野球やテニスなど特徴的な道具を使うスポーツはピクトグラムを作成しやすいですし、見る側もすぐに何のスポーツか当てることができます。しかし、フィギュアスケートやテコンドーなど、簡単に記号化することができないものは、いかにそのスポーツの特徴をくみ取り、いかに単純化することができるかが重要になりますね。ピクトグラムデザインのコツやポイントを習得するのに役立つ1枚かもしれません。
シンプルですが、情報伝達の役割をしっかりと担っているのがピクトグラム。伝えたいものを可視化し、その構成要素をできるだけそぎ落として単純化することで、万国共通で理解されるデザインとなります。今後ますますグローバル化していく中で、ポスターやチラシのデザインにもピクトグラムは重要な役割を果たすようになるかもしれません。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
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