情報の要素を少なく、イメージを押し出したヘアサロンのチラシデザインです。
プロフェッショナル。という言葉が頭によぎるブランドイメージを大切にしたデザインです。美しいモデルの写真を紙面の大半に使用することで、インパクトのあるチラシに仕上げました。
画像が語るサロンのイメージ
このフライヤーの中心となるのは、その鮮やかなフォトグラフィーです。モデルの髪が風になびく様は、まさにサロンが提供する体験の象徴でしょう。髪の躍動感と色彩の微妙なグラデーションが、視覚的に訴えかける力を持っています。しかし、画像のダイナミックさが文字情報を圧迫しないよう、バランスを考える必要があります。
文字情報の明瞭さ – コミュニケーションの橋渡し
テキストの配置とフォント選択は、情報の伝達に不可欠です。このフライヤーでは、サロンの名前が大きく、はっきりと配置されており、一目でどのようなサロンかが伝わります。
デザイナーの振り返り
■ 女性モデルの躍動感ある写真が格好良い、ヘアサロンの自信を感じさせるチラシ作りを心がけました。
■ 彩度を低めに抑えてシックな紙面にすることで、女性だけでなく男性客にも訴えるチラシにしています。
■ こういったサロンのチラシはメニューの価格を表記することが多く見受けられますが、価格競争ではなくブランド力での集客を考えているため、敢えて掲載をしていません。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
風に流れる長い髪の、さらさらした感じがとても印象的なチラシデザインですね。
薄い色の、ぱさつきやすそうな髪が、毛先までさらさらとしています。ただ後ろに流れているだけではなくて、一本一本、一束一束が躍動感のある動きをしているのがとても注意を引くと思います。髪が生き生きしているイメージになりますよね。チラシデザイン全体の色も落ち着いていて、質の高い、プロフェッショナルな感じが伝わってきます。シンプルですっきりとしているのに、地味でない感じが、雑誌の表紙のような高級感を感じさせてくれているのだと思います。多くを語る必要のない自信が、チラシデザインの全体から溢れていて、それがプロフェッショナルな雰囲気と、信頼感に繋がっていると思います。
ヘアカウンセリングというと、艶のある黒髪という、明暗のはっきりわかれたもので、黒を生えさせる鮮やかな背景みたいなものを連想しがちですが、ケアをしたいと悩んでいるのは髪の色を抜いてぱさぱさになってしまい困っている人たちも多いと思うので、あえて色を抑えた雰囲気で、抜けた色の髪のモデルさんを使用しているというのは、とても理に適っていると思います。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。