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眼精疲労

デザイナー×眼精疲労、恐るべし。

昨年の11月ごろから、仕事中に左目の奥がズーンと痛むようになりました。徐々に…というよりは、ある日突然そうなったという感じです。

はじめは、少し目が疲れているのかな…程度だったので気にせず仕事をしていたのですが、年末くらいから症状が進行しました。これがもう辛いのなんの。

目の奥を中心として、頭痛、上奥歯の痛み、首と肩の痛み…と痛みの半径がどんどん広がっていったのです。

一日に何度も襲う発作のようになり、最終的には吐き気や動悸まで発生するようになりました。

 

「これは、ただの疲れ目じゃないな…」と。

何かヤバイ雰囲気を感じる程には十分身体が弱っていました。

こういう時って調べれば調べるほど不安になるんですね。心臓が悪いだの何だのと、怖いことがネット上には書かれているんですよ。それでも今の状況を打開するには、お医者さんに相談するしかありません。勇気を出して、眼科で精密検査をお願いしました。

 

結果はタイトルの通り、「眼精疲労」そして酷い「ドライアイ」でした。

 

ある意味ホッと安心したのですが、ではなぜ目が疲れた事が全身症状になったのか?

何でも、目の奥には三叉神経という、文字通り目を起点として脳やボディへと枝分かれしていく神経があるそうです。その束ねている部分を痛める事で、「痛い」という情報も枝分かれして伝達されていく為、虫歯でもないのに歯が痛んだり頭痛に悩まされたりした…という事のようです。

 

そして、目薬を処方してもらうことに。

 

ちょっと待ってくださいよと。こんな酷い症状なのに目薬如きで…

めちゃくちゃ治ったー!!!

 

元気

 

全身の不調が嘘のように収まり、現在こうしてブログもスラスラと書けています。毎日5回、3種類の目薬を点眼しないといけないので手間と言えば手間ですが、いやぁ健康って素晴らしい。世界が輝いて見えますね。

ちなみに、市販の目薬ではこのような効果は得られませんでした。僕のチョイスが悪かったのか、それともやはり医療機関が処方する目薬は凄いのでしょうか。

ただ、眼精疲労もドライアイも、完全に治すには非常に根気がいるそうです。(僕のような職業の人は特に)

これからも付き合っていく病であることには変わりありませんが、うまくコントロールしていきたいと思います。皆さんも体調が悪い時は早めにお医者さんに相談しましょう。

 

※ これはあくまでも僕個人のケースです。また、病院で様々な検査を受けた上で診断されています。症状が似ていても、原因は多様です。肩凝り・歯痛・腕の痛みなどは、狭心症の放散痛である可能性もあるそうですので、決してご自身で素人判断をされないでください。心配なら医療機関へ。

 



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。