Home  /  デザイナーのブログ   /  お仕事・デザイン   /  名刺の微妙な立ち位置を考えてみました。
QR名刺

名刺の微妙な立ち位置を考えてみました。

新しい名刺デザインを試作しました。

独立してからというもの、いくら出不精な僕でも名刺交換をする機会は圧倒的に増えました。(巷には名刺交換自体を目的にしたイベントすらあります。行ってないけど。)

 

小規模な集まりであれば、冒頭にささっと名刺交換をすることは会話のネタが増えますし、後で名刺の情報にアクセスする事もあります。特にデザイナーは自分のカラーを打ち出す為にとてもデザイン性の高い名刺を作っている場合も多く、そういう名刺はコレクションしています(笑)

ただ、ある程度規模の大きな交流会になると、全員と名刺交換&自己紹介していたらそれだけでイベント終わるんじゃないか?と思うことが多々あります。しかも一人一人と接する時間も短いので、後で名刺を見ても情報がリンクしないんですよね。特に僕はあがり症で話が上手くないので、下手をすれば話せば話すほど印象が悪くなる(笑)

だったらもう丁寧に整理した情報も見てもらって「意外とちゃんとした人だな」と相手に思ってもらった方がいい。

QR名刺2

そこで僕は名刺用にこのWEBサイトを作成し、ほぼQRコードの名刺に作り替えました。その場でQRコード読み取ってもらえば、その時点でこの名刺は役目を終えます。僕の自身の簡単な紹介、運営サービスへのリンク、ブログへのアクセス等で構成されていて、仕事面及び多少なりとも僕の人となりを感じていただけるようにしています。

名刺不要論も徐々に増えている気はしますが、まだまだビジネス上捨て去ることはできないなと思っています。「名刺は無いんですよ」なんて言えばマイナスの意味で驚かれる事も多いでしょうし。

 

本当は用紙をシードペーパー(種が混ぜられたパルプ)にして、破って捨てたらそこから芽が出て花が咲くという名刺にしたかったのですが、QRの読み取りに不安が残ったので断念しました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。共感する点・面白いと感じる点等がありましたら、【シェア】いただけますと幸いです。ブログやWebサイトなどでのご紹介は大歓迎です!(掲載情報や画像等のコンテンツは、当サイトまたは画像制作者等の第三者が権利を所有しています。無断転載はご遠慮ください。)


グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。