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年末クリエイティブコンテスト

Adobe主催「年末クリエイティブコンテスト」のデザイン部門審査員を担当しました。

Adobeが毎年年末に開催しているクリエイティブコンテストで、デザイン部門の審査員を務めました。コンテスト開催40周年という記念すべきタイミングで、このような役割を頂けたことはなんとも光栄です。

実は【審査員】という役割のオファーは、これが初めてではありませんでした。Adobeさん以外からも、他のタイミングで何度か打診をいただくことがありました。ただ、今まではずっと断ってきていたんです。

 

クリエイティブコンテスト告知投稿画像

※ちなみにこのデザインは僕が作ったもので、コンテストの告知に使用しました。

 

デザインを審査することへの引け目

どこか「自分みたいな半端者が他人を審査なんて…」という気持ちがあったのだと思います。実際、過去に断る時にもそういうネガティブな発言をしていました。

でも、相手はいろんな条件を考慮した上で、僕に「審査して欲しい」と依頼してきてくれたはずなんですよね。

今思い返すと、自分を卑下するような断り方は僕を選んでくれた相手に失礼だし、引き受けるべきだったなと

だから今回、Adobeさんからオファーがあった時は、審査員という役割を引き受けようと思いました。

実際やってみたら「ああ…しんどいなこれ(精神的に)」と選ぶプレッシャーが襲いかかってきましたが、全てのデザインをしっかり拝見して、自分の中で答えを出したつもりです。

言っていいのか分からないので、審査過程には触れませんが、ポンポンと決まったわけではありません。「あれは〇〇なところがいいし、これは△△がカッコイイし、なんかもう皆に賞あげたい…!」という状態からグゥーっと絞りに絞って辿り着きました。

「大袈裟な」と思われるかもしれませんが、大袈裟に考えるくらいで丁度良いんです。自分以外のことを決めるって、自分のこと以上に真剣になれますね。

あと、一緒に審査してくれたカズシ フジイさん、ありがとうございました。

他の人の視点があると、考えが立体的になって良いですよね。自分の立ち位置がわかる感じがしました。

 

グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。