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起業という選択肢

起業という選択肢も慣れれば普通でした。

自分でデザイナーとして独立開業する前は、なんとなく「起業」という言葉に格好よさを感じていましたし、憧れのようなものもありました。

独立したばかりの頃は何もかもが新鮮で、自由で、楽しく、「こんなに楽しいんだから皆んなも起業すれば良いのに」と素晴らしく見当違いなことも考えていました。

その感覚は、異国の地に引っ越してきた1年に似ているのかもしれません。見るものが新鮮で、食べ物や気候も今までとは異なる感覚を刺激し、何気ないコミュニケーションもとても楽しい。

でも、それは学習過程の麻薬のようなもので、ある程度1巡すると慣れてきますし、やはりデメリットや不安にも目がいくようになります。

そこで感じたのは、もう本当に月並みな結論で、合う合わないという話なのかなと。

 

会社員で凄い人もいれば、そうでない人もいる。

起業して凄い人もいれば、そうでない人もいる。

 



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。