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デザインワーク

上司の「機嫌良くやってるか?」という問いかけが教えてくれたこと

部署初めての新卒採用入社で「失敗だらけ」の日々

デザインの世界に足を踏み入れた当初、僕はまさに「ど素人」そのものでした。ベテランばかりの中、僕は初の新卒採用として入社し、右も左も分からないまま仕事に取り組んでいました。当然、失敗も山のようにしてきました。アホみたいに間違えたり、勘違いして大きなミスをしたり。でも、面白いことに、あまり叱られた記憶はありませんでした。多分、僕が失敗することも「折り込み済み」だったんでしょう。

「機嫌良くやってるか?」という謎の問い

僕がしょんぼりしていると、上司や先輩がよく「機嫌良くやってるか?」と声をかけてくれました。初めて聞いたときは、「どういう意味なんだろう?」と戸惑いましたが、何度かその質問を受けているうちに、意図が少しずつ分かってきました。仕事の調子だけでなく、僕自身がどう感じているか、楽しく働けているかに気を配ってくれていたんです。

 

機嫌が良いと、パフォーマンスも上がる

上司デザイナー

この「機嫌良くやる」という考え方に触れてから、仕事の取り組み方が少しずつ変わっていきました。気分が良いときはアイディアも出やすく、パフォーマンスも上がります。反対に、機嫌が悪いときは集中力が落ち、ミスも増えがちです。このシンプルな原則を教えてもらったおかげで、日々の仕事に向かう姿勢も大きく変わりました。

自分の機嫌を保つためにできること

フリーランスとして独立した今でも、この「機嫌良くやる」ことを大切にしています。仕事が行き詰まるときや、どうしてもやる気が出ないときは、自分の機嫌が悪い原因を見つめ直すようにしています。時には少し休憩を取ったり、気分転換に好きな音楽を聴いたりすることで、気持ちを切り替えています。機嫌を良く保つことは、ただの自己満足ではなく、質の良い仕事につながると感じています。

 

「機嫌良く」を心に置いて

ベテランの方々に「機嫌良くやってるか?」と問いかけてもらった経験は、今でも僕の中にしっかりと残っています。フリーランスとして一人で働く中で、誰も機嫌を確認してくれる人はいませんが、だからこそ自分で自分を気にかけることが大事だと感じます。仕事に向かうとき、「機嫌良くやっているか?」と自分に問いかけながら、日々のデザインに取り組んでいます。

 

ベテランばかりの中で初の新卒採用でしたが、あまり叱られませんでした。(ど素人だったのでアホみたいに失敗しましたが、折り込み済みだった模様)その代わりではないですが「機嫌良くやってるか?」とよく訊かれました。機嫌が良くないならその原因は何かと。

X (Twitter) – Dec 26, 2020



この記事は過去の自分のX(Twitter)のポストを元に、編集しています。



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。