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モチベーション

フリーランス生きる僕が考える「普通」の幸せとモチベーションについて。

フリーランスや経営者として働くと、自然と厳しい言葉が耳に入ってきます。成功するためにはこれが必要だ、あれが必要だと…まるで戦場のような雰囲気に包まれます。それは間違いとは言い切れませんし、僕もそれを否定するつもりはありません。

ただ、一方で思うんです。働いている人全員に高いモチベーションを求めるのって、本当に必要なのだろうかと。

 

モチベーションとは何か?

フリーランス

モチベーションという言葉を聞くと、燃えるような情熱や、常に前向きなエネルギーを想像します。でも、それはすべての人が持たないといけないのでしょうか?

僕はそうは思いません。いろんな人がそれぞれのペース・それぞれの方法で生きている。それが自然なのではないかと思うのです。

 

なんとなく暮らす人の力

生活

フリーランスや経営者として働くと、どうしても “なんとなく暮らす” という生き方を軽視しがちです。でも、なんとなく暮らす人たちこそ、実は社会を支えている大切な存在ではないでしょうか。

目立つことはないけど、日々コツコツと働き、自分の幸せを見つける…。仕事だけでなく、家族や友人と過ごす時間、趣味の時間など、さまざまな形がありますよね。

 

理想の社会って

社会

僕が個人的に思う理想の社会は、それぞれの人が自分のペースで、自分の方法で生きられる社会です。全員が高いモチベーションを持って働く必要はない。なんとなく暮らす人たちが、自分たちなりの幸せを見つけ、それを大切に生きていける社会がいいよなぁ…と僕は思います。

僕たちは、常に頑張らなくてはいけないという風潮の中で生きています。でも、それぞれの人が自分らしく生きる。それが「いい感じに幸せな社会」を創り出すのではないでしょうか。

もちろん、目の前の課題に全力で取り組むことも大切です。でも、それが全てではありません。「なんとなく暮らす」こともまた、僕たちが社会と調和しながら生きるための一つの道である気がします。

 

フリーランス / 起業界隈に身を置くと厳しい言葉に酔いやすい。正しいんだけど、働いている人全員に高いモチベーション求めるのって無理じゃない?なんとなく暮らす人が、いい感じに幸せなのが良い社会だと思う。

Twitter – Mar 11, 2018



この記事は過去の自分のX(Twitter)のポストを元に、編集しています。



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。