
医療現場で活躍する特殊なウェットペーパーのラベルデザインです。
「無影灯」とは手術室や診療室で使われる特殊な照明で、医療現場で使われることから、その清掃や管理にも細心の注意が払われます。そのような無影灯専用の除菌洗浄用ウェットペーパーがこの商品。
除菌洗浄力をビジュアルで表現
商品が持つ成分をイメージした画像を制作しバックに配置しています。水面が球面になったような不思議な画像は、汚れを洗い流す水流のように見え、商品が持つ強力で特殊な洗浄力をイメージさせるビジュアルとして機能しています。
清潔感溢れるカラーパレット
ラベル全体を清潔感のあるホワイトとブルーでまとめ、有効成分の名称や含有量をオレンジを使いアクセントとして目立たせています。



医療現場向け衛生用品ラベルに求められるデザインの信頼性
業務用衛生製品のラベルに必要な「即座の判読性」
医療機関や検査施設で使用される衛生用品は、一般消費者向けの製品とは求められるデザインの機能が根本的に異なります。医療従事者は忙しい業務の合間に製品を手に取るため、成分名や含有量が瞬時に読み取れることが最優先です。このウェットペーパーのラベルでは、成分情報をオレンジ色のアクセントで強調し、白とブルーのベースの中で確実に目立つようにしています。
一般消費者向けの日用品なら、パッケージの「可愛さ」や「おしゃれさ」が購買意欲に影響しますが、業務用製品では「必要な情報がすぐ見つかるか」が購入の判断基準になります。このラベルは装飾的な美しさと実用的な情報設計を両立させた好例で、見た目の洗練さが製品の品質保証として読み手に安心感を与える構造になっています。
水のイメージを使ったビジュアルの説得力
ラベルの背景に配置された球面状の水のビジュアルは、商品の洗浄力を直感的に伝える役割を果たしています。「洗浄力が高い」とテキストで書くより、水が汚れを洗い流すようなイメージ画像を見せるほうが説得力があります。特に業務用製品の場合、商品の効果を端的に理解してもらう必要があり、ビジュアルによる訴求は効率的なコミュニケーション手段です。
この水のビジュアルは抽象的なCGで制作されており、実写写真ではない点にも理由があります。実写の水しぶきは生活感や日常性を連想させますが、CGの水球は科学的・技術的な印象を与え、医療現場で使われる専門製品にふさわしい雰囲気を生み出しています。
白×ブルーの配色が衛生用品全般で選ばれる背景
衛生用品のパッケージにおいて白とブルーの組み合わせは鉄板です。白は清潔さ、ブルーは冷涼感と信頼性を象徴し、両者を組み合わせることで「清潔で信頼できる製品」というメッセージを色だけで伝えることができます。消費者は長年これらの色と衛生用品を結びつけて認識しているため、色を見ただけで商品カテゴリーが判別できるのです。
この製品のオレンジのアクセントは、白×ブルーという定番配色の中で際立つ差別化要素です。成分情報や含有量をオレンジで表記することで、同系色でまとまりがちなラベルの中に情報のメリハリが生まれ、目を通すべき箇所が明確になっています。色彩の使い分けが情報設計と一体化した、実務的なラベルデザインの好例です。
制作ラベルデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
白地にブルーとオレンジ色を使い、視認性の高いパッケージデザインに。
ブルーは落ち着きや清潔感をあらわす色、白との相性は抜群!
除菌洗浄ウェットペーパーなどの衛生用品は、どんな成分であるかやどのような効果なのかをしっかり目視できる分かりやすいパッケージデザインが求められます。医療用の特殊な商品とあってはなおさら。この商品は白地に青や黒の文字をレイアウトして、一目でどのようなアイテムなのかが分かるようになっています。ポイントで使われているオレンジは、青や黒を引き立てるカラー。赤色や黄色よりも見やすく、互いの色をくっきり際立たせています。
清潔感のあるラベルデザインは製品の特性アピールにもつながる
製品パッケージやラベルデザインには、商品の特徴やイメージを具現化するという役目があります。この製品に必要なのは「清潔感」と「衛生性」。企業ロゴ以外はかっちりしたフォントでテキストが構成され、球体の水がさらに清浄なイメージをプラスしています。この水のデザインが、環境を清潔に保つ製品特性や衛生用品のクリーンなイメージを的確にあらわしているといえるのではないでしょうか。
VOICE ※第三者による感想です
成分と含有量がチェックしやすい点がポイントに。
洗練されたシンプルデザイン
一般的なウェットペーパーとは異なるだけに、成分や企業名を大きく表示させたラベルデザインになっています。文字のほとんどはは横に整列させ、市販とは異なる印象に。
特定の使用場面を意識したアプローチ
派手なキャッチコピーが入らないことで、特殊な商品であることを静かにあらわしています。無影灯を除菌するためのアイテムですが、使用する人や場所が限られているため、あえて何であるかは大きく記載しないように。
除菌への意識の高さを色で強調
有効成分の含有量をオレンジで目立たせ、「どんな成分をどのぐらい配合したもので除菌をする」という意識を高めているように感じました。一般の方が家庭で使用する際には、成分や含有量は強く意識しないもの。ですが医療現場では、除菌への意識が異なるかと思います。確かな除菌ができるアイテムであるのかがオレンジ色の箇所で確認できるため、現場では使いやすく、チェックもしやすいのかと思いました。
シンプルかつ効果的なビジュアル
球体のように水を描くことで、ウェットペーパーの保水力が充分あるようにも感じます。水の流れを感じさせるため、「洗浄する」という動きもイメージできます。白をベースにして色数を抑えているためスッキリ見やすく、手術室にも置きやすいデザインになっていると思いました。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。
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