

ヘルシーなイメージを具現化したココナッツオイルのラベルデザインです。
ココナッツの実の内側のような真っ白な背景に、ココナッツを二つに割ったシズル感のある写真。
フォントとカラーで伝える健康志向
適度に品のあるスタンダードなセリフフォントで品名を表記し、商品の特徴である健康に配慮した製法や添加物の有無などを爽やかなミントグリーンを使いテキストを装飾しています。
100%天然の誇り – 明確なアピールポイント
右ショルダーには、オーガニックなイメージを彷彿とさせるイエローとオレンジの囲みを使い、100%天然のものであることをアピールしています。
製品の真実を前面にしたシンプルなデザイン
身体にやさしい健康を意識した製品は、派手な装飾を施すよりも、シンプルに素材そのものを押し出したり、テキストで端的に商品の安全性について表記する方が説得力があり、製造者の正直な姿勢が伝わりやすいものです。このココナッツオイルのラベルも、奇をてらわず、商品特性をストレートにあらわした簡潔で清潔感のあるパッケージデザインを心掛けました。

ヘルシー志向の食品ラベルにおけるデザインの役割
「引き算のデザイン」が消費者の信頼を得る理由
健康食品やオーガニック製品のパッケージでは、情報を足すよりも削ることのほうが難しく、かつ重要です。このココナッツオイルのラベルでは、装飾的な要素を極力省き、商品名と成分のダイレクトな訴求に集中しています。消費者心理の観点から見ると、ナチュラル系の商品は「飾らないこと」自体がメッセージになります。華美なデザインよりもシンプルなラベルのほうが「余計な添加物が入っていなさそう」という印象を裏打ちしてくれるのです。
スーパーマーケットの棚に並んだとき、周囲の派手なパッケージに埋もれてしまうリスクはあります。しかしターゲットとなる健康意識の高い消費者は、むしろ落ち着いたデザインの製品に手を伸ばす傾向があります。このラベルの白をベースにしたクリーンな配色は、そうした層に向けて「本物の品質を届けたい」という製造者の姿勢を代弁しているのです。
ミントグリーンの配色判断と棚映え
このラベルで使われているミントグリーンは、爽やかさ・自然・健康を連想させる色です。食品パッケージの色選びは売上に直結するほど重要で、ココナッツオイルという商品の場合、トロピカル感のあるグリーンやイエロー、清潔感のある白やブルーが候補に挙がります。その中でミントグリーンが選ばれた理由は、「南国の素材感」と「清潔な安心感」の両方を一色で表現できるからです。
色を多く使えば目を引きやすくなりますが、高品質な印象を維持することが困難になります。この製品のように原材料の質で勝負したい場合は、アクセントカラーを一色に絞ることで、棚映えとブランド格を両立させることができます。オーガニック認証マークのイエロー×オレンジも、メインカラーと補色関係にあるため、小さくても視線を集めやすい計算された配色です。
ボトル形状とラベルの関係を考慮した面積設計
ココナッツオイルのボトルには様々なサイズがあり、ラベルが貼付される面積も製品ごとに異なります。円筒形のボトルの場合、ラベルの幅と曲面の関係を無視するとデザインの一番見てほしい部分が正面から外れてしまいます。この作例では、商品名と成分情報を中央に集約し、ボトルをどの角度から見ても核となる情報が目に入る構成にしています。
曲面に貼るラベルでは、左右の端に配置した要素は歪んで見えやすくなるため、重要な情報ほど中央寄りに置くのがセオリーです。こうした物理的な制約を踏まえたうえで、平面上のデザインと立体上の見栄えの両方を考慮することがパッケージデザインの実務では不可欠です。
制作ラベルデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
元気でヘルシーなイメージをアピールできるラベルデザイン
ココナッツ独特の乳白色を活かしたパッケージ
豊富な栄養とさまざまな効果により、美容業界で注目されているココナッツ。コプラと呼ばれる白い果肉部分は、独特の乳白色が特徴です。ココナッツミルクやココナッツオイルといえばまっさきにイメージされるのが、この乳白色かもしれません。こちらのラベルでもココナッツの白を活かしたデザインになっています。
乳白色と相性のよいミントグリーンとビタミンカラーがアクセント
ラベルでは、ココナッツの色をさらに元気に引き立ててくれるミントグリーンを主な差し色として使用しています。ココナッツ表面の茶色とも相性がよく、葉の深いグリーンとあいまってとてもヘルシーな印象に。「100%PURE」にあしらわれたイエローとオレンジのビタミンカラーが、さらに元気のよいイメージを作っています。商品名は黒でシンプルなフォントなので、明るい色を使ってもうるさくならないところがポイントといえるでしょう。
VOICE ※第三者による感想です
白いベースと柔らかな色で安心感を与えています。
ココナッツの実の表現
ココナッツオイルは嗜好品としてよりも、美容や健康を意識して購入される方も多いのかもしれません。そのため派手にアピールするような目立つデザインよりも、素材そのものの信頼感を高めるデザインの方が好まれるのではないかと思いました。
純粋感の強化「100%PURE」の訴求
ラベルの下地は白を基調にして、ココナッツの実を想像させるように。瓶全体が白く見えることで、実がたっぷりと詰まったココナッツのように感じさせています。混じり気がないことで「100%PURE」の文字にも説得力が増すでしょう。
商品の中心 – ココナッツの写真の強調
中央にはココナッツを割った身を写真で見せているため、購入者が分かりやすいように。商品名はそれほど目立たなくても、白い瓶と写真で情報を十分に伝えています。健康食品やオイルなどを並べた棚に置いても、商品名よりも素材の白さが目立つことでパッと手に取りやすくしているとも思いました。
購入者に優しく語り掛けるよう、無添加や成分は緑でそっと伝えています。一度手に取ってみて、メリットが分かるとより購入意欲もわいてしまいそうです。
緑と黄色が彩る柔らかさのアクセント
白をベースにしたラベルですが、黄色や緑が入ることで柔らかさが加わったようにも感じました。毎日安心して使いたくなるラベルデザインだと思います。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。
↓↓↓ パッケージデザイン等をご検討の方へ ↓↓↓
パッケージデザイン事例を見てから検討したい
これまでのパッケージ制作事例やサンプルについては【パッケージデザイン事例】ページ からご覧いただけます。まずは無料お見積もりから
お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。コンセプト設計からラベルとの違い、依頼前に押さえておきたいポイントは【商品パッケージデザインの作り方・依頼の知識】でくわしく解説しています。デザインコラム・ブログについて
パッケージデザインの見せ方や売り場で目にとまる工夫については、パッケージデザインのコラム一覧で詳しく解説しています。