長い車体を活かしてすっきりしたデザインにまとめました。
ロングトラックはラッピングデザインを施せる面積が大きいので、余白を活かした構図にしました。社名とキャッチコピーの間に赤とグレーのラインを引いて、地球のイラストと未来を象徴する少年の姿につなげました。子どもの姿は海外の少年にすることで、グローバルなムードに。
「つなぐ」「紡ぐ」をテーマにしたデザイン
キャッチコピーに「つなぐ」、「紡ぐ」というワードが入っているので、それを表現できるようなデザインにしています。
赤と白のコントラストとグレーの差し色
車体はメインカラーである赤色にして、赤色が鮮やかに映えるように背景は白色にしました。とはいえ、赤と白のコントラストはくっきりと色が分かれすぎてキツい印象を与えかねないので、グレーを差し色にしてビジネスにふさわしい落ち着きや信頼を醸し出せるように工夫しています。
※このデザインはサンプル作例です。広告イメージは実際の団体・組織・人名とは関係ありません。
明快なブランディングと心躍る印象
赤と白のシンプルな配色で一目瞭然のブランド認知
・視認性の高い赤と白の2色を基調としたデザインを採用。
・シンプルな配色によって、ブランドロゴが際立ち、高い認知効果を発揮。
・赤色は情熱と力強さ、白色は清潔感と誠実さを表現し、企業イメージにマッチ。
幼い子供の写真で温かみと未来志向のメッセージを伝達
・笑顔の子供の写真を大きく配置することで、人間味あふれる企業姿勢を表現。
・子供は未来を象徴し、未来を見据えた企業であることを示唆。
・子供の純真な笑顔から、同社のサービスが人々に幸せを届けることを連想させる。
企業スローガンを大胆に配置し、ブランドの理念を印象付ける
・企業スローガンを全面に押し出すことで、同社の企業理念を明確に伝達。
・「つなぐ」「紡ぐ」といったフレーズから、物流を通じて社会をサポートする同社の姿勢を表現。
・スローガンのフォントを太字にし、大きく配置することで、強いインパクトを与える。
トラックの形状に沿ったレイアウトで、車体との一体感を演出
・デザイン要素をトラックのサイズに合わせて最適に配置し、車体との調和を実現。
・写真やロゴなどの要素を車体のラインに沿って配置することで、一体感のあるデザインに仕上げる。
・トラック後部の大きなスペースを有効活用し、遠目からでもブランドメッセージが伝わるレイアウトを実現。
全体的にすっきりとしたデザインで、物流企業らしい信頼感を醸成
・情報量を絞り、シンプルで洗練された印象を与えるデザインを心掛ける。
・余白を適度に活用し、各要素に適切な余裕を持たせることで、高級感と清潔感を演出。
・全体的にクリーンでプロフェッショナルな印象を与え、物流企業としての信頼性を高める。
制作カーラッピングデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
赤色がポジティブな印象のラッピングデザインですね。
白い背景とグレーに引き立つ赤色
赤色をメインカラーにすることで目を引きつけつつ、白色の背景とグレーの差し色がビジネスにふさわしい落ち着きと信頼感を演出しています。紅白のみの配色は、日本において「おめでたい雰囲気」が強調され過ぎてしまいますが、グレーがアクセントに用いられることで、絶妙なバランス感覚がもたらされているようです。全体的に、トラックの存在感を強調しつつ、清々しく、頼もしくて力強い印象を与えるデザインに成功しています。
ロングボディーを活かしたすっきりデザインが◎
ロングボディーのトラックという、大きなキャンバスを最大限効果的に活かしているデザインと感じました。大きく描くスペースがあるからといってさまざまなオブジェクトを詰め込むことはせず、余白を効果的に活用しています。社名とキャッチコピーをシンプルにあしらい、地球のイラストと海外の少年の姿で、グローバルな企業であることをアピールしています。社名にあしらわれたラインがイラストにつながる意匠は、「つなぐ」というキャッチフレーズとも一致していて、ラッピング全体のメッセージが一体化している点が印象的です。
※カーラッピングのモックアップはイメージです。実際の仕上がりとは異なる場合がございます。