普段の生活で身近な食品メーカーや食品ブランドのロゴをピックアップしてみました。ひとくちに食品といっても種類もさまざまです。アピールすべき特徴にも、味つけ、栄養、健康、伝統、シチュエーション、食べやすさ、おもしろさなどあらゆる切り口があります。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
三角柱のパッケージが特徴的なチョコレートバーのロゴ作成例
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スイスの代表的なチョコレート「トブラローネ(Toblerone)」のロゴマークです。セリフゴシック系のオリジナルフォントを使って大文字だけで構成したワードロゴは、細い縁取りと、少しだけズラした影が付けられています。とてもオーソドックな装飾で古風ですが、力強く印象深いロゴです。シンボルマークはマッターホルンの山頂のイラストです。そこにトブラローネ発祥の地、ベルン市のシンボルであるクマが隠れていることはよく知られています。
パーティーをイメージしたトルティーヤチップスのロゴ作成例
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トルティーヤチップスとサルサソースのブランド「トスティートス(Tostitos)」のロゴマークです。米国では、とうもろこしを原料としたトルティーヤチップスは、ポテトチップスなどと同じく、ちょっとしたパーティーなどで出されるスナックの定番だそうです。ワードロゴにはパーティーを楽しんでいる人物が描かれています。中央にある2つの小文字「t」が人物に見えるように加工され、手にはトルティーヤチップが持たされました。その二人にはさまれた小文字「i」のドットは赤いサルサソースの容器です。背景のギザギザした黄色い形状もチップスをモチーフにしています。ここで紹介したロゴは一世代古く、現在ではもっと抽象化されたロゴに変わっています。
麻を原料とした健康食品メーカーのロゴ作成例
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カナダの健康食品メーカー「マニトバハーベスト(Manitoba Harvest)」の企業ロゴです。このサンプルでは、農業や健康、自然といったコンセプトと親和性の高いグリーン系が使われています。Webサイトでもグリーン系がテーマカラーとなっていますので、おそらくコーポレートカラーなのでしょう。しかし、商品パッケージはカテゴリーなどによってブルーやブラウンなどが使われいて、ロゴもそれぞれに合わせて同系の色に変更されています。麻は、衣料用素材や食用、燃料として古くから利用されてきました。タンパク質やビタミン類、ミネラル類、食物繊維が豊富なので、最近では健康食品としての人気が高まっています。
クラシカルな雰囲気の、そら豆をモチーフにしたロゴデザイン作成
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こちらはケータリングサービスのロゴデザイン。ロゴのモチーフはそら豆です。イラストとロゴタイプ、どちらも明るい緑色が使われていて、新鮮なイメージがあります。色使いは明るいですが、セリフ系のフォントを使い、そら豆を写実的なタッチで描いているので、どこかクラシカルな感じがします。懇親会などのイベントから、ちょっとしたパーティまで、ケータリングサービスのお世話になるシーンはよくあります。また、普段とはちょっと違った料理を楽しみたいときにも重宝しますね。
食品はメーカーにとっては競合がとても多い分野でもあります。各社が知恵を絞って開発した新製品が登場するサイクルはとても早いです。ロゴやパッケージもさまざまアイデアを凝らしたものが多く、店頭をにぎやかにしてくれます。ある意味で商品そのものがPOPとも言えます。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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