特別なこだわりを持った活動やライフスタイルがますます多様化しています。たとえば、化学肥料を使わず、その土地の自然を活かした有機(オーガニック)農法や、自然環境へ配慮したり、健康のために、野菜を中心とした食生活をおくる菜食主義なども今ではめずらしいものではありません。今回は、そのようなライフスタイルにまつわるカフェのロゴを紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
グリーンでオーガニック感を演出しているロゴ作成例
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シンボルマークは、コーヒーカップの切り絵風のイラストです。ひとの手作業を感じさせる不規則な輪郭は、化学肥料などの人工的な要素を排したオーガニックの考え方に通じるところがあります。カップに注がれたコーヒーの面はコーヒー豆に見えるようなハイライトが入っています。カップとソーサーもオーガニックになじむグリーンです。一方で、店名のワードロゴには、イラストとは対照的に、Avant Garde(アヴァンギャルド)っぽいフォントが使われています。
手描き風のビーガンカフェのロゴ作成例
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店名「our garden」の文字が葉っぱや小さな実で装飾されています。丸みのあるスクリプトフォント風の文字は、おそらくオリジナルフォントでしょう。もしかすると、すべて手描きしたものをデジタルで加工したのかもしれません。ハイライトを書き入れて立体的に見えるようにしています。下に添えられている「vegan」(ビーガン)というのは、卵や乳製品、はちみつなどを含めて動物を一切食べない絶対菜食主義者のことです。食事だけでなく、衣料品の素材でも動物製品を拒否するビーガンもいるそうです。
水彩タッチでフレッシュさを演出しているロゴ作成例
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コーヒー豆の色といえば思い浮かべるのは茶褐色ですが、それは豆を焙煎しているからです。焙煎する前の生のコーヒー豆は淡い緑色で、「グリーンコーヒー」と呼ばれています。生のコーヒー豆には脂肪燃焼効果のあるクロロゲン酸が含まれていますが、焙煎すると失われてしまいます。そのため、健康面を考えて、グリーンコーヒーを摂取しようという人たちが増えているそうです。飲むだけでなく、粉末にして料理に混ぜて食べるなどするそうです。水彩タッチのこのロゴは、グリーンコーヒーの新しさに着眼して作成されたのかもしれません。
ベジタリアンやビーガンには、食べていいものと悪いものの線引きの違いや、そのルールの厳格性、菜食主義をおこなう目的によって、いろいろな種類があるようです。ロゴというよりはネーミングの問題かもしれませんが、インバウンドの観光客も多い昨今、誤解を招かないようにベジタリアンとビーガンの違いも確認しておいた方がいいでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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