ワインバーやワイン輸入業などワインにまつわるビジネスのロゴで、グラスに注がれたワインをモチーフにした例を紹介します。ワイングラスもワインボトルも特徴的なシルエットをしていますので、モチーフとして使われることが多いと思います。今回は、ワイングラスを使ったロゴのうち、表現にひと工夫あるサンプルを紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
注がれるワインとアルファベットが溶け合ったロゴの作成例
ロゴデザインを見る (via Pinterest)
注がれたワインがグラスの中をらせん状に回転している様子をシンプルにロゴ化しています。ワイングラスのボウル(カップ部分)は描かれていませんが、ワインの軌道からその形が浮かび上がってきます。ステムとフットのカーブも美しい上品なグラスです。このロゴは米国のワイン輸入業・卸業をビジネスにしている「Sierra Nevada Improts」(シエラネバダ・インポーツ)という企業のロゴマークです。ワインの軌道は企業名の頭文字「S」を表しているのです。
幾何学的でシンプルなピクトグラム風ロゴの作成例
ロゴデザインを見る (via Pinterest)
こちらは幾何学的なラインで構成されたロゴマークです。ぶどうの房も波打つワイン、グラス、すべて同じ太さの線で描かれています。ワイングラスの形状が一般的なものと違っているように見えますが、これはグラスの右の長い垂直のラインが原因かもしれません。ぶどうの房がなければワイングラスとは認識されないでしょう。ぶどうの房を円で表すとしたら、このロゴのようにやはり最低6個は必要なのかもしれませんね。
巧みな省略の手法を使ったロゴ作成例
ロゴデザインを見る (via Pinterest)
写実的な印象を受けるこのロゴでは、グラスがほとんど描かれていません。ステムのほんの一部だけが、ワインの映り込みだけで表現されています。グラスのボウル部分は、ワインが波打っている様子で想像できるようになっています。店名のフォントや色の選び方のおかげもあり、上品な仕上がりになっています。バーの格の高さを感じさせます。ただ、実際にこのバーが存在するかは残念ながらわかりません。
回のサンプルでおもしろいのは、いずれも波打って動いている状態のワインを視覚化している点です。グラスをぐるぐる回して空気に触れさせることで香りが立ち、そのワイン本来のおいしさが味わえるとされていますので、ワインを連想しやすいのでしょう。ただ、ワインを注ぐときは静かに入れるのが正しいようです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
■ロゴ作成の依頼・制作料金について
ロゴ作成は予算や要望に応じたプランからお選びいただけます。お求めやすい価格でロゴの制作依頼が行えます。詳しくは上記リンクより制作料金プランをご覧ください。ロゴ作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ロゴデザインの作成・提案事例へ
ロゴの制作実績を掲載しています。会社・商品・ブランド・団体など、カテゴリ別にロゴのサンプルをご覧いただくことも可能です。