ウィスキー、バーボン、カクテル、日本酒、焼酎、お酒の種類ごとの専門のバーが存在します。それぞれにお客さんの求める時間と空間が少しずつ違います。ワインバーの場合、ワイン自体のバリエーションが大きいので、お店が目指しているものもほかにも増して幅広いのではないでしょうか。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
紙のコースターの「あるある」をうまく使ったロゴ作成例
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バーで赤ワインを飲んだことがあるひとなら、この景色を見たことのないひとはいないのではないでしょうか。ワイングラスから滴り落ちた赤ワインがつけたコースターのシミです。だれもが見たことがあるわけですから、同じ発想のロゴはネット上にたくさんあがっています。ですから、同類のロゴとの差別化は、ほぼアレンジと仕上げにかかっているのではないでしょうか。
このロンドンに店舗を数店構えるワインバー&レストラン「Humble Grape」では、リアリスティックなアプローチを選択しました。
ニューヨークのワイン専門店の秀逸なロゴ作成例
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こちらはワインバーではなく、ワイン専門の販売店のロゴなのですが、ワインつながりということで紹介します。ニューヨークに店を構える「Manhattan Wine Company」(マンハッタン・ワイン・カンパニー)は、世界中から1500種を超えるワインを取り揃えたハイグレードなワインショップです。歴史的なチェルシー地区にある店舗とは別に貯蔵倉庫もあり、ワインを購入したひとは、自宅に置くかわりに倉庫で保管してもらうこともできます。
花もしくはバッジのように見えるロゴの中央にある「MWC」は店名の頭文字です。大小のワインボトルが花びらのように中心の円をとりまいていますが、これは世界中からワインが集まっていることを表しているのでしょう。また、大小のボトルが並んでいる様子は、ニューヨークの摩天楼のようにも感じます。あまり凝ったアレンジではありませんが、安っぽくない仕上げになっています。
ワインといえば、ワインボトル、ワイングラス、原料のぶどう、仕込む樽、コルク抜き、などが思い浮かびますが、今回紹介したサンプルでは、お店のコンセプトだったり、ワインのシミだったり、ワインそのものから、少し視点をずらしたところからのアプローチでとられているようです。ロゴ作成のヒントになれば幸いです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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