店名や会社名に数字が入っていたり、創業/創立の記念年をタイトルの一部としているものも多くあります。誰が見てもはっきりと分かるのが数字の魅力でもありますよね。その数字の魅力を余すことなくロゴとして形にするにはどうしたら良いのでしょうか?今回は3つのパターンを見比べながら、そのコツを探っていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
数字ロゴのシンボル的完成感
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こちらは3と5を組み合わせることによってシンボル的なマークに仕上がっています。ホテルを代表するマークとして目立つだけではなく、きちんと35を読むことが出来る様無理なく3と5がデザインされています。そしてこの無駄のないぴったりと数字が寄り添う様子が、ホテルにおけるお客様の要望にぴったりと合わせるサービスを表わしている様にも見えますね。また、このパズルのピースが組み合わされた様な完成感は、ホテルの非の打ち所がないサービスを象徴しているのかもしれません。シンプルなフォントで2つの数字をお互いを一体化させることで、モダンで品のあるスタイルを作り出していますね。
目の錯覚を感じる不思議な数字のロゴデザイン
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こちらも前作と同様2つの数字を1つにまとめることでシンボル的なマークとしてデザインされています。前作と異なるのは2つの数字が完全に融合されている点です。パッと見ると2に棒が付いているように見え、またその棒へ目を向けると遊び心ある4が浮かび上がって2は見えなくなってしまいます。お互いが綺麗に繋がり合っている為、片方を見るともう片方の数字が消えてしまう、そんな不思議な感覚に陥る面白いデザインです。お店のシンボルとしてこのマークだけを商品に用いてスタイリッシュに仕上げることも可能ですが、お客様が初めて目にする店先では、このように読み方として英語を添えると親切ですね。
商品で描く数字のロゴデザイン
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こちらは数字以外に店名の頭文字を用いているので少し番外編ですが、商品/サービスの一部であるケーブルを用いて描いている点がとても斬新です。Sと5はケーブルでも難なく描けますが、4を描き出すのはなかなか難しかったのではないでしょうか。その点、このデザインでは4が5のラインも借りる形で、浮かび上がるように描かれています。デジタル時計などを思わせる4ですね。デジタル風の数字はスタジオで多く用いられる機器をイメージさせる効果がありそうです。加えて、それを機器の重要な部分でもあるケーブルで描くことで、スタジオロゴとしてとても統一され、視覚的にもメッセージ的にもとても効果的に仕上がっています。
数字はアルファベットと比べるとそのパターンは0から9と限られた数しかありませんが、その組み合わせによる可能性は本当に無限大です。数字で描ける世界がとても広いことが分かるロゴデザイン3つをご紹介しました。
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