ロゴに迫力を出す為に3Dを用いるという作戦もありますが、今回ご紹介するように2つまたはそれ以上の色や形を重ね合わせることによって立体感を生み出す方法もあります。それぞれを半透明のように描き、重ね合わせることで、その2つの色が視覚的に手前と後方に存在している様に見えて、複数の層が空間に広がっているように見えて来るのがとても不思議です。そんな変わった手法を見比べて、ぜひ新しいロゴアイディアの一つとして検討して見て下さいね。では早速見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
実は存在していないKのロゴマーク
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それぞれが台形のような歪な四角形がまず印象的ですね。パッと目に入るKは実はどこにも描かれていないのにお気付きですか?後方にあるように見える水色は見方によっては三角形が3つ並んでいるように見えますが、その上に重なるように見える赤が水色のラインから少し左に描かれることによって、Kが浮かび上がっているのです。とても面白い効果ですよね。それぞれの層を別々に見ることも出来るけれど、自然と目はKを探して読み取ってしまう、視覚の面白い効果を利用した画期的なロゴデザインです。
重なるガラスをそのままに表現したロゴマーク
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こちらはガラスを使った商品を扱うお店のロゴの様です。色付きのガラスの様子が、半透明の色で描かれた器が見事に表現していますね。重なり合う色が、器が実際に重なりあう器が作る影まで描いているようで、立体感を感じさせますね。ガラス系を扱うお店としてはこうした半透明のカラーをロゴに用いるとお客様にとってイメージがストレートに入ってきて、宣伝としても効果的のように思います。
2つのカラーの文字が重なり合うロゴデザイン
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前の2つとは大きく変わって、こちらは色ではなく文字が重なり合うロゴデザインです。黒で描かれる店名は何よりも前に出て読み易いですが、後方に描かれた滑らかな筆記体はどちらかというと読みにくいです。ところが、こうして描かれた赤い文字も店名の一部であるCRANEであると気付くと一気にデザイン性が高く感じられるのが不思議です。一番手前に描かれた文字と全く関係の無いものを後方に描いてしまうと逆効果となりますが、トップの文字を違うスタイルでこうして描くと後方の文字はデザインとしてその文字としての効果を良い意味で失う様ですね。面白いアプローチです。
重なり合うイメージはその重なり合うデザイン同士が邪魔し合わないことが鉄則です。お互いの良さをかき消してしまわない様に、それぞれの配色がとても重用なポイントとなりそうです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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