モネ、マネが光や水面の反映をキャンバスに写しとろうとしたように、またドビュッシーやラヴェル、リストといった作曲家が水の自由な様相を音に置きかえようとしたように、水はアーティストの心を惹きつける要素として昔から注目されてきました。今回は波紋に注目して、ロゴをピックアップしてみました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
ボートが描き出す水の模様のロゴデザイン
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エンジンボートが水色の広い空間を滑っていきます。ボートの形に広がる水の波立ちはしなやかでなめらか、そして静かに消えていくのでしょう。余白を多めにとることで、波紋の広がりを予感させるデザインになっています。
半ば水に浸かったアルファベットのロゴデザイン
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TIDEは潮という意味です。潮が満ちてきて水中にアルファベットが沈んでいく、そんな様子をあらわしているのでしょうか。水に浸かった部分はゆらゆらと揺らめいていますが、文字色には変わりがありません。澄んだ水を演出しているところがシンプルで美しさを感じるポイントなのかもしれませんね。WATER(水)やLAKE(湖)、SEA(海)でないところに文字チョイスのセンスを感じさせます。
波紋は同じものが一つとしてない、一瞬の美です。しかしロゴとして描く場合は何度見ても変わらず美しさを感じさせる、絵画的な視点で波紋をとらえる必要があるでしょう。場合によっては大胆なデフォルメや簡略化も求められます。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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