文字だけで構成されたロゴをワードロゴといいますが、今回はそれではなく、アルファベット2、3文字が独特のやり方で緊密につながったロゴのサンプルを紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
現代的でシャープなモノグラムによるロゴ作成例
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人名の頭文字など、アルファベットを2文字以上からめ合わせたシンボルをモノグラムといいます。古いモノグラムにはかなり複雑な装飾をほどこしたものが多くあります。それに比べると、この「MSD」の組み合わせはシンプルでシャープです。文字が重なっている部分の黒い線は単なる影の表現ではないところに、試行錯誤のあとが見てとれます。
高速道路のジャンクションのようなロゴ作成例
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「20K」を高速道路のようにつないだロゴです。「K」のタテの棒(ステム)は省略されていますが、「0」の縦の線によって、あたかもそこにあるかのように感じられます。この画像では背景が黒なので、線のとぎれた部分が影のように感じられます。しかし、階調を反転させるとロゴ全体の立体感がなくなり、別の表情を見せます。
古いアナログ基盤のようなロゴマーク作成例
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スマホやパソコンをはじめ様々な電子機器の内部は、大小のチップがところ狭しとギッチリつまっています。しかし、昔ながらのアナログ基盤は、もっとゆったりしていて、四角いチップのほかにコンデンサーや抵抗などの部品が取り付けられています。この「ws」のロゴは、そのアナログ基盤を裏返した時に見えるプリント回路にどことなく通じるものがあります。
だまし絵のように空間がねじれたロゴマーク作成例
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何本かの線で構成された帯で描いたロゴマークは少なからずあります。そのタイプのロゴは、リボンを折り曲げて作ったように見えます。この「SZ」のロゴは、一見そのタイプのように見えますが、実は不思議な作りになっています。たとえば「S」の足元は帯のようですが、線をたどりながら登っていくと、グレーの影のあたりでは平面的な帯の感じがなくなります。さらに頂点までいくと線が交差して「Z」につながっています。かなり独創的なロゴマークです。
頭文字でロゴを制作して欲しいという依頼は少なくないと思います。その場合、シンボルマークとワードロゴという組み合わせが求められることが多いかもしれません。今回紹介したように図案化された文字であれば、シンボルマークとしても使えるでしょうし、企業名・ブランド名が頭文字の場合は、シンボルマークを別に準備しなくても、そのままロゴマークとすることも可能です。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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