お肉屋さんというと、やはり思うのは大きなナイフですよね。堅く大きいお肉さえ物ともしないナイフを自由に使うお肉屋さんはパワフルな印象を受ける方も多くいるのではないでしょうか。そうしたワイルドな印象をそのままロゴに用いたデザインを今回はご紹介していきます。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
いかにもパワフルな豚がインパクト大な精肉店のロゴ
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もう見たままパワフルな豚がとても印象的です。頭にあるのはモヒカンでしょうか、瞳が見えない程ににらみを利かせた顔と合わさり、とてもワイルドですね。まさにパワーみなぎる豚の口にくわえられたのはお肉屋さんをイメージさせるブッチャーナイフ(肉切り包丁)。商品となる豚がそれを加えているのは、ちょっと滑稽で不思議な気がしますが、お肉屋さんのイメージを豚、力強さ、包丁と多方面から描いているユニークな作品です。
頼もしさを描いた精肉店のロゴデザイン
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こちらもパワフルさを感じさせますが前のインパクト大なロゴに比べると、流石にマイルドな印象を受けますね。腕を組んだ男性がとても頼もしく、商品品質に絶対の信頼を寄せられそうなイメージを描くことが出来ます。単なるお肉屋さんよりは少しスタイライズされている印象を与えますが、「うちは技術と品質で勝負」といった飾らないデザインで、好印象を与えますね。
海賊旗を少し思わせる様な商売道具で構成されたロゴデザイン
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お肉屋さんの商売道具の肉切り包丁が二種類描かれることで、その鋭さ、大きさがより強調されています。そしてそれが交差されて描かれることで、少し海賊旗を思わせませんか?または戦いを思い浮かべる方もいるかもしれません。いずれにしても、ナイフという鋭利な道具が並ぶことによって、それが持つ攻撃性、危険性が少なくとも感じられ、それを用いた商売であるお肉屋さんのワイルドさが自然とデザインに表れてくる様に思います。でも、ワイルドさだけではちょっと好感度が足りないかもしれませんよね。
このデザインの面白い所はあからさまにナイフを描く一方で、トリュフを追いかけながら飛び跳ねる豚が描かれている所です。ワイルドさがあまりにも強くなり過ぎると冷たい印象に仕上がってしまいますが、この豚のおかげでデザインに柔らかみが加わり、よいバランスを作っています。鋭利なものを描くからこそ、ロゴの淵は丸く仕上げることもポイントの様です。
お肉屋さんのイメージであるワイルドさをロゴに反映する中で、親近感をそこなわない様それぞれ工夫がされている点がとても興味深いですね。今回の様に同じテーマのロゴも複数のスタイルがある様に、ロゴを見掛けた際はどんなタイプがあるのか、業種ごとに比較してみていくのもなかなか面白いです。その中から使えるポイントが見つかるかも知れません。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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