シリーズとしてご紹介しているフィットネスのロゴですが、今回はピラティス関連のデザインを見ていきたいと思います。ヨガとピラティス違うのは分かっていてもどう違うのか、曖昧なイメージを持っている方はいませんか?実は私もその1人だったのですが、調べてみると、ピラティスとはリハビリに基づいた考え方で、インナーマッスルを鍛える運動のことを指すそうです。ヨガは腹式呼吸をメインとして、身体と心の「バランス」を整えていくことを重要視しているのに対して、ピラティスは胸式呼吸、そして必要な「筋力作り」を重要視している所に大きな違いがありますね。ではそのインナーマッスルを鍛えていくイメージをどうロゴで表現しているのか。早速見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
芸術的筋肉の描き方
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こちらはまるでアートの様な独特のラインで筋肉の美しさを表現していますね。太もも、ふくらはぎ、二の腕といった女性でも少し筋肉を感じさせると美しい部分を滑らかな曲線でその膨らみを持たせることで綺麗に表現しています。単なる曲線だと、ただふくよかな女性に見えてしまいがちですが、このデザインの素晴らしいポイントは、ふくらはぎがより強調される様に太ももとの差をきちんと表現している所と、いくつもの曲線を重ね合わせることで筋肉の立体感を描いている所です。線だけで、ここまで体の構造を描くことが出来るのは見事ですね。スタイリッシュな印象を与えるピラティスのロゴです。
しなやかな筋肉のロゴ
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こちらは筋肉の強さというよりも、そのしなやかさや柔軟さに重点をおいて描いたロゴですね。伸び伸びと伸ばした腕と柔軟になった体の柔らかさが、ピラティスが求めるインナーマッスルの美しさを上手く表現しています。
女性らしいしなやかなフォームを表現したピラティスのロゴ
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こちらも滑らかな動きを思わせる、しなやかな筋肉をイメージさせるロゴデザインです。円に添う様に身体を伸ばした女性が美しいですね。少し身体を反るようにしているところが、その身体のしなやかさをより強調させています。インナーマッスルというだけでは女性らしさというものは意識されませんが、女性らしい曲線を描いた身体のラインと、円に沿うその身体のしなやかさが組み合わされることで、このスタジオが目指す「女性らしい柔軟な身体の美しさ」がデザインとして表れています。これからピラティスを始めようと思っている方が雰囲気や目標をイメージし易くなる様なロゴですね。
女性らしさは丸みを帯びた身体のラインやその柔らかな肌だけではなく、男性にはないしなやかで柔軟な筋肉にもあることを気付かせてくれるデザインでした。かちかちの身体よりも、やわらかい身体の方が動きも優雅で品が出ますよね。ピラティスを続けることでその理想に近付ける、憧れの身体を上手くロゴに取り入れた作品でした。
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