アメリカ合衆国の国旗は「星条旗」、英語で”the Stars and Stripes”(スターズ・アンド・ストライプス)と呼ばれます。白・赤・青の三色、13本のストライプと50個の星で構成されています。その要素を組み合わせてアレンジすることで、国旗どおりのレイアウトでなくても、星条旗と米国を連想させるロゴデザインが可能になります。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
アメリカ独立記念日を祝うロゴ作成例
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風にたなびく旗の右肩には、登録商標を示す「TM」ではなく、「TH」の文字が置かれています。旗をよく見ると数字の「4」になっていますね。つまりこのシンボルマークは”4th”をデザインしているのです。「4番目」または月日の「4日」を意味する序数”fourth”は、アラビア数字を使って”4th”とも書かれます。アメリカ合衆国では、7月4日は独立記念日で、国中で盛大にお祝いします。ストライプがあるので、国旗の青い部分に星を描き込まなくても星条旗らしい雰囲気が出ています。
USAの文字を国旗に仕立てたロゴデザイン
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こちらは”USA”の文字をアレンジして星条旗を思わせるようにしたものです。ストライプも星もありませんが、文字をアウトライン化することで、なんとなくストライプのような印象を与えています。また、星条旗と同じ白・赤・青の組み合わせにもできました。左上の「U」を青にしているので、それも星条旗っぽさに寄与しています。「日本」の文字で同じように日の丸っぽさを出せるかトライしてみるのもおもしろいかもしれません。オリンピックではユニフォームなどで、国旗の色・要素をモチーフにして各国がそれぞれ知恵を絞っているのが楽しめます。
開いた本が国旗のように見えるロゴ作成例
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“American stories”(アメリカンストリーズ)はアメリカ人作家による小説のことです。また場合によっては、アメリカを題材にした物語、アメリカ史にかかわる話、といった意味合いを持ちます。そこで、国旗と本を融合させたのがこのロゴマークです。前述の2例とは異なり、星が並べられた青い部分と、赤白のストライプ部分の比率は、星条旗とは全く違っています。それでも、赤白のストライプと青地との組み合わせが国旗のイメージを維持しています。白いしおりの効果も大きいです。
条旗はとにかく、誰もが知っている点と、特長が際立っている点で、アレンジしやすいモチーフかもしれません。日本国旗と同じ赤白の組み合わせは、ポーランドやインドネシアなど他にもあります。また日の丸だからといって赤い水玉で日本らしさが出せるかといったらなかなか厳しいと思います。日本国旗をモチーフにロゴを作るには、さらにヒネリが必要になるでしょう。
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