海を表現する場合、海そのものをアイコン化するのはなかなか難しいため、灯台や船、イカリなどとともにしばしば用いられるのが、「魚」です。とりわけ「釣り」関連企業のロゴデザインに採用されている例をよく見かけます。今回は、魚をモチーフにしたロゴデザイン例の特集です。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
枠を飛び出す魚が主役のロゴデザイン作成例
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大きな魚とともに、海に浮かべた小舟の上で魚を今まさに釣り上げようとする人が描かれているボートフィッシングクラブのロゴデザインです。円状の外枠にタイポグラフィーをぐるりと配し、中央にアイコンを描くオーソドックスなデザイン。どちらかというと装飾を抑えた控えめなロゴデザインですが、主要なモチーフである魚が枠を飛び出すことで臨場感を演出しています。大物を釣ることができそうな印象を受ける釣り人は多いはず。
モチーフを重ね合わせて別のモチーフを浮かび上がらせるロゴデザイン
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モチーフを逆向きにして重ねて、その下にタイポグラフィーを配置。クラシカルな正攻法で描かれたロゴデザインです。釣り針を重ねることで、もう一つのモチーフである魚を浮かび上がらせるというのが、このアイコンのカナメ。釣り針の形状をできるだけシンプルにすることで、魚のシルエットを際立たせることに成功しています。
魚を擬人化して商品の品質の高さをアピールするロゴデザイン
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スモークサーモンはじめ、魚を加工したさまざまな食品を製造・販売している企業のロゴ作成例です。シルクハットをかぶせて、パイプをくわえさせることで、モチーフとなっている魚を擬人化しています。ただのお遊びのようにも見えますが、上流階級のような風貌が、まるで魚の質が高いかのような印象を与えるから不思議です。
魚類は、哺乳類などとは明らかに異なる独特な形状をしているため、モチーフに加工しやすく、ロゴデザインでも積極的に用いられます。とはいえ、デザインへと落とし込む方法は無数にあり簡単ではありません。使いやすいモチーフほど、強調したり擬人化したりといった工夫が必要です。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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