ロゴのシンボルマークを作成するとき、ブランド名や店名、企業名の頭文字をモチーフにするという案は、必ずといっていいほど候補に上がります。ロゴタイプの最初の1文字と同じアルファベットで作った質の高いシンボルマークを紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
透明感と立体感を得たプリズム状のシンボルマーク
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VolusionはEコマースサイトを作るためのプラットフォームを提供しているIT企業です。オンラインビジネスを起こしたクライアントがアイデアを形にして目標に達成できるようにサポートすることがVolusionのミッションです。そのミッションを視覚化するために、光が通過すると鮮やかな虹に分光するプリズムをモチーフにしました。プリズムの形状はロゴタイプの「V」を基にしています。企業サイトに掲載されているロゴリニューアルのストーリーによると、企業イメージに合う色の組み合わせを徹底的に検討したそうです。最後の仕上げとしてプリズムの角を丸くしたことが、このロゴを印象深いものにしています。新ロゴの完成を祝うパーティーでは、音楽は当然ながらピンクフロイドだったそうですよ。
巧みなワザで立体感を持たせた独特のフォルムのシンボルマーク
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商業用物件専門の不動産会社のロゴです。社名の「s」を印象深いフォルムに仕上げています。黒地のシンボルマークの特筆すべき点は、グラデーションで陰影をつけず、曲線だけで重みまで感じるような立体感を出していることです。この会社のゴールは、クライアントの「成長と繁栄」をサポートことだそうです。このシンボルは「成長」「繁栄」を抽象的に表現しているように思います。
ステーショナリーを連想させるシンプルな構成のシンボルマーク
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この作品の作者によると、ノートパッドもしくは折った紙と、頭文字「K」をコンセプトにしているそうです。シンボルマークは、少し変わった形にトリミングした紙を2箇所で折った状態のように見えます。よく見ると、明るいブルーの角を折った部分の「影」にぼかしはありません。同様に濃紺に落ちている影もソリッドです。残念ながら”KnowNote”がブランド名なのか商品名なのか何を意味しているのかはわかりません。
企業名・ブランド名の最初の1文字をモチーフにしてシンボルマークを作成する機会は多くあると思います。その際、企業のミッションやサービスのコンセプトを落とし込むことが、ひとクラス上のロゴマーク作りにつながるでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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