ロゴデザインは、基本的に平面に印刷して使用されるケースがほとんどです。それゆえに、厚みや奥行きなどを感じられる立体的な意匠を描くことで視覚的なインパクトを与えられます。今回はそのような手法を用いたロゴ制作例をご紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
シルクのような柔らかさを感じさせるロゴデザイン
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最初にご覧いただくロゴデザインは、アルファベットの「W」と羽の形を融合させたようなデザインで、シルクの白布を切って折りたたんだような柔らかな存在感を感じさせているのが秀逸です。きめ細かな肌触りと今にも飛び立ちそうな軽やかさを表現している決め手となるのが、絶妙なグラデーション技術。また、影によって表されている浮遊感が心地よく、平面に描かれたロゴデザインでありながら、手に触れられそうな立体感を持たせることに成功している好例です。
マップとピンを立体的に表したロゴデザイン
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続いてご案内するのは、マップとピンを立体的に表現したロゴです。スマートフォンのマップアプリを手に目的地へ向かうことが一般的な行動になってから、地図をこのようにビジュアライズすることが増えましたが、このロゴデザインではその現代的なマップをレガシーな「紙の地図」のように表現しているところが実にユニークです。さまざまなものが電子化されてディスプレイで視認する時代だからこそ、アナログ的な表現が強いインパクトを与えるのかもしれません。
北極星を見上げるシロクマをモチーフにしたロゴデザイン
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最後にご紹介するロゴデザインは、「NORTHSTAR」というテキストと、それが意味する北極星を見上げるシロクマを描いたロゴです。明るさの違う星々の中でひときわ輝く北極星が配置されていますが、中央より左に置かれているのがポイント。それによってシロクマの体勢に変化を加え、躍動感を感じさせています。また、シロクマを必要最低限の色数で立体的な雪像ないしは氷像のように表現することで、北極の神秘的とも言える冷たさと荘厳さを見事に表しています。
イラストに立体感をもたせることはリアリティーのあるインパクトを与えるのに優れた手法ですが、ロゴデザインに求められるシンプルさとうまく共存させることが求められます。いろいろと工夫してみると面白そうですね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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