ロゴデザインにインパクトを持たせるためには、少しひねったイラストやアイコンを使用するのが効果的です。見方によってモチーフが異なったり、一つの要素を別の要素に見立てて表現するなど、参考となる手法をいくつかご紹介しましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
空想上の動物と音符の両方に見えるロゴデザイン
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最初にご紹介するのは、意識の置き方によって見え方が異なるロゴデザイン。テキストは「MYSTERY RECORDS」と書かれていますが、イラストはMYSTERYを意識するとネス湖の主「ネッシー」に見えますし、RECORDSを念頭に置くと8分音符が湖に沈んでいるようにも見える不思議な意匠です。これを実現しているのが引き算の技術。脳が対象を何通りにも解釈するためには、極力シンプルな造形が求められますが、このロゴは見事にそれを成し遂げています。
マイクを咲かせた植物を描いたロゴデザイン
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続いてご覧頂くロゴデザインは、「LIVEMUSIC RECORDS」と書かれた上に植木の植物が描かれた作品です。「LIVE」の「生」を植物というモチーフが表し、「生演奏」を意味する「LIVE MUSIC」は今にも動き出しそうな植物のフォルムが示唆し、「RECORDS」を植物と融合された「マイク」によって表現するという、テキストとイラストをできるだけ強く結びつけて記憶させようという工夫が随所に見えるロゴと言えます。
タコとプログラミングの記号を組み合わせたロゴデザイン
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最後にご案内する作品は、「OctoCode」という名前のコーディングファームをイメージさせるロゴデザインです。「Octo」は「8」を表すラテン語で、この作品では「蛸(オクトパス)」をモチーフに選んでいますが、「Code」を表す要素として、一般的なプログラミング言語の関数などを扱う際によく使われる「{}(ブレース)」を選択し、さらに蛸の足としても表現しているところがひねりの効いた秀逸なアイディアです。
イラストにいくつもの意味を持たせたり、抽象的な意味を持つテキストをイラストで的確に表現することは非常に難しいことです。だからこそ、アイディアが光るロゴデザインは見た人の心に長く留まります。
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