ブランドのイメージカラーが赤だから、ロゴは赤で作って欲しい。そんな風にイメージカラーを託されることは、ロゴデザインにおいてとても多いでしょう。色は、それだけでさまざまなイメージを表現できる、デザインにおいて、とても重要な構成要素のひとつです。
しかし、モノクロのデザインでブランドイメージを見事に表現するロゴもたくさんあります。今回は、海外デザイナーによる、モノクロでデザインされたロゴの作例を一緒に見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
モチーフの組み合わせで多くのイメージを作るロゴデザイン作例
ロゴデザインを見る (via Behance)
ロシアのロゴデザイナーAnastasia Otavinaさんによるロゴデザイン。フォントと手描き風のイラストを組み合わせた、スタイリッシュなデザインは、ロゴそのものにファンがつきそうな、高い作家性を感じさせます。
イラストの部分は、線が多くリアルな造形のものから、デフォルメされたキャラクター性のあるものまで、幅広い作風が魅力となっています。文字だけのロゴにもさまざまな技法が見られ、モノクロでありながら、ロゴデザインの奥深さを感じさせるデザイン群といえるでしょう。
フォントが持つ美しさで上品さを演出するロゴデザイン
ロゴデザインを見る (via Behance)
メキシコのデザインスタジオthe branding peopleによるロゴデザイン。文字でデザインされた、いわゆる文字ロゴが中心で、しかもモノクロというかなりシンプルな取り合わせのロゴデザイン集となってます。
シンプルだからこそ、スタイリッシュな作風が際立ち、デザインのコンセプトや魅力がわかりやすく伝わってきます。そのわかりやすさは、ブランドイメージの表現にも一役買うでしょう。
規律と均整を持って並べられたフォントが放つ、独特の美しさは、気品や上品さを感じさせます。サービスや商品、ブランドにハイクラスなイメージを連想させるには、ぴったりなロゴデザインなのではないでしょうか。
アナログとデジタルを組み合わせた存在感あるロゴデザイン事例
ロゴデザインを見る (via Behance)
ボスニア・ヘルツェゴビナのグラフィックデザイナーDamjan Ćorićさんによるロゴデザイン。手描きのイラストと文字を組み合わせた、アナログの暖かさを感じさせてくれるデザインとなっています。
線が多く、存在感の強いロゴデザインですが、手描きの柔らかいニュアンスは、空間にうまく調和してくれそうです。均整の取れたデジタルフォントと手描きの線との組み合わせが、独特の奥行を感じさせます。
その奥行にさまざまなニュアンスを含んだ、とても見ごたえのあるロゴデザインとなっています。
海外デザイナーによる、カラーではなくモノクロで色々なイメージを描き出すロゴデザインをご紹介いたしました。色はロゴをデザインするうえで、とても重要な要素のひとつですが、モノクロだからこそ明確に表現されるイメージもあります。
デザイナーの仕掛けと技術が際立つ、黒一色の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
■ロゴ作成の依頼・制作料金について
ロゴ作成は予算や要望に応じたプランからお選びいただけます。お求めやすい価格でロゴの制作依頼が行えます。詳しくは上記リンクより制作料金プランをご覧ください。ロゴ作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ロゴデザインの作成・提案事例へ
ロゴの制作実績を掲載しています。会社・商品・ブランド・団体など、カテゴリ別にロゴのサンプルをご覧いただくことも可能です。