ロゴは、絵画とは違います。パッと見て何を表現しているのかが分かる視認性や、親しみやすさ、類似サービスとの差別化が図れているかどうかなど、クリアすべき問題や考慮すべきポイントはたくさん。ですが、なかには絵画作品と見まごうほど描きこんだデザインを発表しているアーティストもいます。今回は、そんなアカウントの一人@mina_illustrationからロゴをピックアップしてみました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
空中都市を描いたロゴデザイン
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雲間に浮かぶ空中都市に、ところせましと描かれたビルや宮殿、その中央に守り神のようにそびえる巨木‥‥ファンタジーやゲームの世界に登場しそうなデザインです。さまざまな色や形を詰め込んでいますが、線の太さが一定のため、統一感があり絵柄がすっきりと感じられるのではないでしょうか。
リースに文字を描いたロゴデザイン
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花や葉が規則的に並ぶフラワーリースの内側に、文字が隠れています。リース部分が同じモチーフの連続なので、文字に大きく動きがあってもうるさい印象になりません。アルファベットをところどころ逆さ文字にしたりと、遊び心もたっぷり。こちらも1番目のロゴと同様に、描くラインの太さを揃えることでデザイン性を高めています。
獅子と子羊をハーフで構成したロゴデザイン
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ライオンには「JUDAH(ユダ)」という文字があり、宗教的なデザインともいえそうです。強きものと弱きものという、相反するモチーフを組みわせるのは、メッセージ性を感じさせやすいデザイン。ライオンを直線的に描き、子羊を曲線的に描くことで、それぞれが正反対の存在だと認識しやすくなっています。
絵画的な描き込まれたロゴデザインは、遠くから見るのと近くでディテールを見るのとでは、かなり印象が違います。遠くから見ただけではその良さを十二分に堪能できないケースもあるので、精密な細部をよく見られる環境で用いるのがよいですね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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