世界各国の洞窟に残された壁画は、人類の描写力に想いを馳せるロマンあふれる芸術です。エジプトのパピルスなどに見られる、顔の向きと体の向きが合致しない独特の画風も、現代から見るとかえってスタイリッシュ。 古代の壁画に描かれていても違和感のない、そんなロゴデザインをピックアップしました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
古代エジプト風のロゴデザイン作成例
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顔は横向きから描かれていますが、前足は正面を向いているように見えます。そして後ろ足と尾の部分はまた横向きに戻っているように感じられます。体にはバラのような花と葉の装飾があしらわれ、陶器のような繊細さも。エジプトでは、冥界の神として知られる犬の姿をした神アヌビスが壁画に登場しますが、黒い体はそうした神の威風堂々とした佇まいを模しているようです。体に沿うように創立年と住所(ストリート名)が表記されているのもポイント。
平面的に描いた狩の女神ダイアナのロゴデザイン
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ダイアナはローマ神話に登場する狩と月の女神。しばしばギリシャ神話の月の女神、アルテミスとも同一視されます。記号的に描いた長いウェーブヘアは、スターバックスのセイレーンにも通じるデザインのテクニック。ロゴをすっきりと見せる効果があります。平面的に描くことによって、ダイアナのしなやかなボディラインをセクシーになりすぎず表現しているのが特徴です。
パズルのようなパーツで構成された馬のロゴデザイン
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2色の異なるパーツを組み合わせて描かれる、馬のデザインです。こちらも振り返った馬の首と足の向きは写実的ではありませんが、それがロゴらしさを演出。馬の耳と尾のカーブを揃えているために全体にまとまりが感じられます。
これら3つのロゴデザインは、すべて@doubleacreativeのアカウントを持つAdam Anderson 氏によるもの。平面的なデザインという特徴は同じでも、バリエーション豊かなデザインを展開しているのが興味深いですね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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