ブランディングで最も重要なのは、目にした人の記憶にとどめて忘れられないようにすること。そのためには、人間の五感に直接訴えかけるようなビジュアルを駆使するのが有効です。今回は、そんなテクニックを活かしたロゴ/ブランディング例をご紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
シェイプや配色で温度を伝えるロゴ/ブランディング
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最初にご紹介するのは、アイスクリームショップ「CHILLBACHI」のロゴ/ブランディングです。こちらはシート状に削り取って折りたたまれたアイスクリームを提供する個性的なショップですが、店名を横長の長方形で縁取ったロゴは、その独特なアイスクリームのシェイプを表しています。さらに、白・グレー・青で構成された配色は、何よりもアイスクリームらしい「冷たさ」を伝えていて、五感を刺激するロゴ/ブランディングの好例といえます。
象形的でヴィヴィッドなロゴ/ブランディング
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続いては、眼鏡やサングラスなどのアイウェア販売を手がける「YNDIKAT Eyewear Shop」のロゴタイプ。目と眉、まつ毛をモチーフにしたロゴと、白・黒・青・黃という強烈な印象を与えるカラーリングで、一目見れば忘れられないインパクトがあります。特にアイウェアを身に着けたモデルの片目だけをロゴに置き換えたビジュアルは美しくもユニークで、高い美的センスを持った顧客へのアピールに成功しているロゴ/ブランディングだといえるでしょう。
プリミティブで力強いロゴ/ブランディング
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最後にご紹介するのは、厳密にいえばロゴタイプによるブランディングではありませんが、統一的にビジュアル展開することでブランドの浸透を図っているチョコレート製造メーカー「Macondo Chocolate Co」のパッケージングです。上半分にラスコー洞窟の壁画を思わせる大胆で迫力あふれるイラスト、下半分に原産国名とカカオ成分の含有率をシンプルながらも少し崩したフォントで記したデザインは、思わずコレクションしたくなる魅力を持っています。
優れたロゴ/ブランディングは、タイポグラフィだけでなく、配色やアイキャッチなども緻密に計算した上でビジュアル化されていることがお分かりいただけたかと思います。そのことを念頭に、ロゴ作成・ブランディングに取り組むようにしたいですね。
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