世の中に無限にあるであろう様々なゴロ。会社のロゴ、お店のロゴ、学校のロゴ、スポーツチームのロゴ、地域のロゴなどその数は計り知れません。文字だけで構成されたシンプルなものからイラストと組み合わせたもの、色をふんだんに使ったカラフルなものなど表現方法は様々ですが、限られた文字を使い過去に作られものと似たようなものにならないようにデザインするのは至難の技です。しかし世界中のデザイナーはクライアントの想いに耳を傾け、ゼロからその団体を端的に描写することが出来る「形」を生み出すわけですから、ロゴの奥深さといったら計り知れません。
そうして生み出されたロゴにみなさんは愛着をお持ちですか?自分の会社やお店、団体などのロゴは様々な場所に使用されますが、大きくTシャツに印刷して着続けることは出来ますか?贔屓のスポーツチームのロゴなどが入ったTシャツは着ている人もいるかもしれません。と、いうことで今回はTシャツに印刷して着てもカッコイイお洒落なロゴを集めてみました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
山の中でも都会でも着たい自然を意識したロゴTシャツ
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Camp Hyggeはキャンプを通じて仲間を作ったり、都心から離れ山の中で過ごし料理をしたり芸術に触れるなどのプログラムに参加することで、精神的にリラックスしたり、クリエイティブで創造的な時間を過ごすことが出来るというサービスを提供している団体です。ロゴは森をイメージした樹木の間に建てられたテントをイメージし、自然と共存していることをアピールしたお洒落なロゴです。そして写真にもあるとおり、キャンプで使うような様々なグッズにもロゴが施されていてどれもとっても可愛いです。
その中で一際目立つのが真ん中に大きく印刷されたTシャツです。色合いも自然に馴染むように淡い土色の生地に白文字でシンプルに印刷されています。これならキャンプに参加した後に十分普段使い出来るクオリティですね。
見たそのままで分かりやすい!具体的に表現されたロゴマーク
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こちらはホットドッグの移動販売車のロゴです。4色で単純化しながら、具体的に表現されています。背景の青とロゴ全体の黄色がポップで手軽な印象です。商品の包み紙やドリンクのカップにこちらのロゴをそのままプリントするだけでもおしゃれでかわいいく、若年層にも人気があるのではないでしょうか。事業形態上、凝った販促物は特別必要がない場合が多く、その為に、ロゴだけでもビジュアルとして耐えうる設計にされている場合が多いでしょう。 イラストとしても楽しめる高いクオリティのロゴです。
グラスに半分は多い?を問うロゴ
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「グラスに半分水が入っている時、あなたはグラスに水が“半分しかない”と思いますか、それとも“半分ある”と思いますか」という哲学的の質問を聞いたことがありませんか?どちらが正解でも、不正解でもない、考え方の問題で、それぞれ捉え方が少しずつことなるものだと思います。でもこちらのoptimistic beverages(楽観的飲み物、飲料会社)のロゴはその名前に添って、その哲学の質問を全く無視した状態を描いています。確かにグラスに入っているジュースは半分ですが、その半分はグラスのかなり上に位置しています。半分は半分でもグラスは満杯になっていて…もうグラスは一杯でいいや!なんていう楽観的な捉え方を感じるロゴですね。面白い切り口です。
スケートボードメーカーのロゴが入ったTシャツデザイン
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Lotus Boardsはアメリカカリフォルニアにあるスケートボードを販売している会社です。ロゴは激しく空中で回転するスケートボードの板先を表現しており、ワイルドでクールな印象です。スケーターであればお気に入りのメーカーのロゴが入ったアイテムを一つは持ちたいのではないでしょうか。こちらのロゴもTシャツにデザインしても最高にクールです。こうしたスポーツメーカーなどでは積極的にロゴ入りアイテムを作っていますよね。当然商品を販売するのが目的ではあるのですが、こうしたロゴ入りの商品を販売することでブランド価値を高めたり、宣伝効果が期待できます。
スポーツブランドでなくとも、自然食品の会社やカフェなどデザインによっては十分にグッツとして成立すると思います。商品の良さとともにブランドロゴを組み合わせて企業価値を高めるというのも一つの方法だと思います。このロゴ入りTシャツも白地と黒地両方欲しくなっちゃいますね。
家族経営の缶詰め製造カンパニーのロゴ入りTシャツデザイン
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Tinman Mobile Canningはアメリカのオレゴン州で夫婦で経営しているパッケージカンパニーです。Canningとは缶詰めのことで、この会社では1分間に75缶のカンズメを作ることができ、また同時にラベリングまでしてくれるそうです。さらに、出来た缶詰めを一時的に保管する倉庫業まで手がけており、小規模ながら今後が楽しみな会社です。
そんな会社のロゴはというと、一見ロボットの顔のようなイラストの下に社名が書かれています。しかし、すぐにこのロゴの正体がわかりました。ロボットに見えた部分は缶詰めのプルタブで、目のように見えているところにはビールの原料となる大麦がデザインされています。何ともニクいデザインじゃないですか。
車好きに向けたイベントのロゴデザイン
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MotorMeetsとはその名の通り車を介して様々な情報を交換したり、車好きな人が集まるイベントで世界中で開催されているイベントです。写真はそのイベント用に作られたロゴ入りTシャツです。車のエンジンの形をモチーフにしたイラストにメカニックなフォントを合わせた車好きにはたまらないロゴではないでしょうか。色付きのロゴだとメカニックさと同時にちょっぴり可愛らしい印象もありますが、紙にエンボス加工で印刷すると非常にスタイリッシュな印象です。この辺もロゴデザインの面白いところで、印刷する場所や色味によって印象がガラッと変わります。
さて、このロゴをTシャツにデザインするとどうでしょう。ロゴ自体は右胸にワンポイントで入れてるあたりがスマートです。その代わり、ロゴの中心で使われているエンジンのイラストを大胆に配置しています。これなら大勢の人が集まるモータースポーツイベントなどでもすぐに見分けがつきますね。このように完成されたロゴをあえて分解してアイキャッチ的に使うのも技ありのデザインだと思います。
アイコニックな虎のロゴデザイン
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凝った表現技法によって虎を表現したロゴデザインです。虎独特の模様を点でうまくあらわしていて、モノトーンで仕上げたバージョン、大胆な配色のバージョン、いずれも虎だと一目でわかります。中国の切り絵っぽくも見えて、エキゾチックな印象を受けますね。
スポーツバーの骨太なロゴ作成例
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米国ノースカロライナ州にあるスポーツバーのロゴマークです。42インチディスプレイをずらりと並べた店舗は、スポーツバー&レストランのひとつの典型でしょう。太いボーダーと、ゴリっとしたフォントで構成されたロゴはとても力強い印象を与えます。「ROCK」の文字と帯につけられた小さな突起がロゴ全体の骨太な印象に貢献しています。ロゴの上部には雪をいただいた山があります。このレストランがあるのは、風光明媚なブルーリッジ山脈の中の町なのです。「The Rock」(岩)という店名もそういうロケーションからつけられたのでしょう。
オランダのスポーツ史がわかるスポーツバーのロゴ作成例
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オランダにあるスポーツバー&レストランのロゴマークです。ニューヨークの影響を受けたというインテリアのこの店には、オランダのスポーツの歴史にちなんだものが展示されています。店名は、ずばり「Old Dutch」(=古いオランダ)。天井の高い店内は、古い博物館のようなとても落ち着いた雰囲気です。提供される食事は、スペアリブの燻製、ビッグサイズのホットドッグ、ステーキなどアメリカンフードです。ほぼ文字だけで構成されたロゴは、とてもバランス良く組まれています。店名にマッチしたかすれような処理が施されていますが、サイトでもロゴはそのままで使われています。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。
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