キリスト教におけるイエローはイエスを裏切ったユダの色であり、ゆえに卑怯者の色として認知されることもあります。一方で、太陽や黄金といったポジティブなイメージももちろんあります。今回は、明るいイメージのイエロー系デザインをピックアップしてみました。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
黄色い麦わら帽子をかぶった女性のポスターデザイン
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フランスの航空会社「エール・フランス」のヴィンテージ・デザインです。太陽そのもののように鮮やかな麦わら帽子をかぶり、どこへ飛び立とうかと思案しているような女性。赤い唇と爪、こんがり日焼けした肌が、バカンスの楽しさをイメージさせてくれます。
ラフに蛍光色を塗ったポスターデザイン
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蛍光イエローをラフに塗った円の図形。線から大きくはみ出していたり、隙間があったり、塗り方も一定ではなくかなりムラが見られます。教科書や本にアンダーラインを引く時にも使われる蛍光マーカーのようなこのイエローが、大胆でシンプルなデザインのポイントといえるでしょう。
「ライ麦畑でつかまえて」による麦畑と街のポスターデザイン
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サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」は、村上春樹の新訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も話題になった名作です。豊かな黄金色に実ったライ麦畑をかき分けて歩いていく少女と、その後を追いかける少年。社会に馴染めない彼らの行く手には、ライ麦畑とは不釣り合いな都会の街が広がっており、強いコントラストがつけられています。
イエローは鮮やかで元気な印象ですが、3番目のポスターのように濃い色を用いると、豊かで豪華な色彩にすることができます。明るいイエローを作品全体に使うとまぶしく感じる人もいるので、鑑賞する際のバランスを考えながら採用することをオススメします。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
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