オーソドックスなデザインに少しのトレンド感を込めました。
氏名や連絡先といった記載面は、ブルーとホワイトの切り替えを効果的に用いて、スタイリッシュでありながらシンプルな構成でまとめました。ロゴデザインと社名のみをホワイトの部分に置き、ブルーの部分に従業員の情報を記載しています。水色部分は、文字色を白色にすることで全体の軽やかさを保ち、すっきりした印象を見る人に与えます。
名刺の背景写真が生み出すトレンド感
そして、オモテ面はややダークに明るさを落としたオフィス写真を背景として、グッとトレンド感のあるデザインにしてみました。BtoB業務サポート企業の名刺サンプルという想定なので、さまざまな企業の難問を解決するため、時代の最先端を突き進んでいく開拓者のようなイメージを込めています。明るい雰囲気のオフィス写真で、透明性やエネルギッシュさを表現しました。
ロゴ配置とフレームの先進性
中央に大きくロゴデザインをレイアウトして、細いフレームを同色であしらうことにより、クールで現代的な印象にまとめられたのではないかと思います。
信頼感を引き立てる一枚のオフィス風景
見慣れたオフィス空間も、視点を変えて切り取ることでまったく違う表情を見せてくれます。今回の名刺に採用された写真は、日常的な風景でありながら、透明感と開放感を巧みに表現しているのが特長です。企業の活動拠点を象徴するようなワンシーンは、BtoB領域で働くプロフェッショナルが求める“信頼”と“先進性”をさりげなく醸し出します。
ロゴと組み合わせて生まれる洗練された印象
このオフィス写真が背景になることで、名刺全体の中に“動き”が生まれます。ロゴを大きく配置しながらも、写真の中に溶け込みすぎないようにレイアウトされているため、企業ロゴの存在感とオフィスの臨場感が融合。視線が集まる中央付近のデザインは、名刺を受け取った相手に「この会社はどんなことをしているのだろう?」と興味を抱かせるきっかけにもなります。
視覚的なメリハリで伝える先進性
シンプルな色使いとコントラストの明暗を活かすことで、企業イメージにふさわしい先進性をアピール。細いフレームや文字配置にも統一感を持たせることで、ただ華やかなだけではない、ビジネス上の信頼感を損なわないデザインに仕上がっています。名刺は小さなスペースながら、その企業の世界観を濃縮して伝える重要なツールです。今回の写真とグラフィック要素の組み合わせは、その良い実例といえるのではないでしょうか。
制作名刺デザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
鮮やかなブルーに個性を感じる名刺デザインですね。
爽やかで現代的な色がGood
BtoBサポート業務を行う企業の名刺デザインサンプルとのことですが、明るいブルーが非常に印象的です。おそらくサイトやホワイトペーパーにもこの色がコーポレートカラーとして使用されているという想定だと思いますが、打ち合わせの際にも印象に残りやすいのではないでしょうか。文字色を白色にして、ブルーの爽やかさを後押ししているのも素敵です。通常だと、名刺に白色文字は若干読みにくく感じてしまいますが、こちらは読みやすいフォントが選ばれていて、視認性が担保されています。ロゴのワンポイントは、水やオイルを思わせる流動的なマークですが、名刺にあしらわれた曲線もロゴのしなやかさとよくマッチしています。
写真を使ったデザインも大胆
オフィス写真を背景として用いた表のデザインも、革新的なイメージが伝わってきて企業イメージUPに貢献しそうです。椅子がオレンジ色だったり、窓が大きな開放的なオフィスだったりするのが垣間見えると、社風も想像しやすいですね。写真を一面に用いるデザインは、アパレルやコスメを扱うブランド以外では珍しく、大胆な印象でインパクトを与えやすいのではないでしょうか。
※掲載しているカード・名刺のデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。