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時間経過

見るタイミングによって変化する広告デザイン例1


時間経過

広告、とくにビルボード(広告板)のような屋外にあるものというと、なんとなくスタティック(静的)なものを連想してしまいがちではないでしょうか。ところが、そんな既成観念を打ち破ることで、思わずハッとするような“驚き”を生むことに成功しているものも少なくありません。常に流動的で、見るタイミングによって変化する広告デザイン例をご紹介します。(※紹介する広告デザインは当サイトの制作事例ではありません)

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自然の力を有効活用したヘアカラーの広告例

広告デザイン作例を見る (via Pinterest)

髪と目、鼻、口をくり抜いて、女性の頭部を表現した屋外広告。どうやら看板のあちら側に太陽が沈むらしく、時間帯によって女性の髪が美しい夕焼け色に染まります。かと思うと夜になれば看板がライトアップされ、これまた美しい黒髪に。月夜には、海の水面が月の光に反射し、女性の毛先がまるでアッシュカラーを入れたように薄白く輝きます。

ネガティブスペースを有効活用することで、何もしなくても、女性の色が刻々と色を変えていくというわけです。

KOLESTONE(コレストン)はアメリカのヘアケアブランドWELLA(ウエラ)が展開するヘアカラーブランドですが、ヘアカラーが「ナチュラル」な発色をアピールするのにこれほど適した方法はなかなかないはずです。この広告に難点があるとすれば、たまたまそばを通り過ぎたときの彼女の髪色を自分も真似してみたいと思ったとしても、まったく同じカラーを再現することができないということでしょうか。

 

平面的でなく、静的でもない広告デザイン例

広告デザイン作例を見る (via Pinterest)

屋外広告というと、なんとなく平面的なもの、ずっと変わらないものを想像してしまいますが、そんな必要はまったくありません。アメリカのマクドナルドの店舗前に設置されたこの「ジャイアントエッグ」は、まさにそんな立体的で動的な広告の好例です。

毎日、一定の時間になるとひび割れはじめ、少しずつ時間をかけて孵化するというユニークなもの。この広告の仕組み自体は、いわば鳩時計などと同じで、決して斬新でも複雑なものでもありませんが、広告の可能性について考えさせられる優秀な作品だと言うことができるでしょう。

 

まとめ

屋外にある広告は、いつもその場にじっとしていて静かに誰かに見られるのを動かずに待っているイメージがあります。ところが、今回ご紹介した二つの広告のように、時間帯によってまったく異なる様相を見せるものも多く存在しています。広告がまた違う段階の「変化」を味方につけたとき、いったいどんなブレイクスルーが起きるのでしょうか?

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中の広告制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中の広告制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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