


福祉の明るい未来を感じさせる快活な三つ折りカタログデザインです。
福祉施設での衛生管理に欠かせない袋類や手袋などの消耗品を供給する企業の製品カタログ。表紙と裏表紙は爽やかで明るいグリーンを採用し、表紙には高齢の夫婦が笑顔でピースサインをしているイラストをメインビジュアルに採用。
企業の信念 – 表紙デザイン
「福祉に新しい優しさを。」という福祉業界に向けたメッセージを添え、明るく親しみやすい表紙にデザインしました。裏表紙には、企業ロゴやキャッチフレーズをメインに、企業姿勢をPRし、本社や支社、関連会社の連絡先を記載しています。
機能と安心を伝える中面トビラ
中面トビラには手袋の商品説明と規格や入数などを詳細に表記し、機能性や便利な特徴などを写真やイラストを使って細かく説明しています。
ユーザーニーズを満たす製品情報
中面は、3面使って袋類や消臭ビーズの商品説明と規格を案内しています。どのようなニーズに対応しているかをスタッフのイラストを使ってわかりやすく解説し、単なる商品カタログに終わらない親切な構成を心掛けました。





福祉業界は親切で丁寧にみえる商品カタログがポイント
福祉業界のBtoB商品カタログを制作する場合は、商品の作り手がもつ親切さや誠実さを演出することが大切です。爽やかなイメージだけではなく、人の手のあたたかさを感じてもらうことが「この商品を扱いたい」という事業者の購買欲求につながるからです。親切さや誠実さといった事業者の「ひととなり」を演出するためのデザインでは、レイアウトが重要になります。
作例の商品カタログは、福祉施設・福祉用具レンタル事業者に向けて訴求することから、クリーンなイメージを残しつつ、カタログからひととなりが見えるような工夫を意識しました。とくに意識した点は次の2つです。
- グリーンカラーで爽やかなイメージを持たせる
- イラストを配置して誰かが話しているような感覚にさせる
「ひととなりが演出できる」商品カタログのポイントについてお話ししていきたいと思います。
グリーンカラーで爽やかなイメージを持たせる
グリーンカラーはリラックスや癒しの商品に用いられることが多いです。自然的なイメージもあるため、健康的で爽やかな印象も受けます。福祉業界の商品カタログにおいて、助け合い、そして健康的といったカラーイメージは重要なキーワードになります。
キャッチフレーズや見出しなどはグリーンと相性のいいカラーを使うと、メインカラーの持つイメージをより目立たせられるでしょう。グリーンは自然、とくに木々の色に近いため、自然的なイメージをさらに連想させるブルーやサーモンピンクなどを組み合わせると効果的です。
作例の表紙は、ライムグリーンをベースにグリーンのラインを引いて制作をしました。フォントはホワイトカラー、書体はゴシック体を用いて視認性効果とポップさを演出しています。イラストにはパステルカラーのお年寄りを中心に配置し、一目で福祉業界のカタログだとわかるように工夫しました。
イラストを配置して誰かが話しているような感覚にさせる
商品カタログの中面を制作する際にポイントとなるのが「親しみやすさ」と「わかりやすさ」です。要点の解説にイラストを用いることで、購入者の理解度がより深まるでしょう。
作例の商品カタログは、ポイントとなる部分に共通したイラストを配置しました。吹き出しも使用しながら配置しているので、より見やすく、より親しみやすさを感じるデザインになっています。
見出しのカラーもスカイブルーやサーモンピンクなどグリーンに馴染む自然な色合いで仕上げています。「福祉に新しい優しさを。」というコンセプトがデザインから伝わるように心がけました。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
若草のようなカラーが明るくポジティブなイメージのパンフレットデザイン
パンフレット表紙は活き活きとしたお年寄りをやわらかいイラストで
明るく健康的なイメージのグリーンを背景に、笑顔のお年寄りのイラストを配置しています。お年寄りの洋服はパステルカラーで、グリーンとの相性もぴったり。にぎやかになりすぎず、楽しい雰囲気を演出していますね。企業ロゴはパンフレットデザインの表紙と裏表紙にあしらって目立つように。
商品説明はイラストや写真をレイアウトしてすっきり見やすく
消耗品やレンタル品のパンフレットは、商品の詳細や価格表など、細かい情報の記載が必要になります。情報をただ漫然と並べるだけでは訴求力が弱いですが、このように製品の写真や人物のイラストをバランスよくレイアウトすることで目が滑らず読みやすくなります。図表とイラストをランダムではなく整然と並べることで、信頼感のあるパンフレットに仕上げることができます。図表は太めのフォントで色も適宜使い、一目で必要な情報が分かりやすいように整理。商品カタログや日程が複数あるイベントなどにも応用しやすいレイアウトですね。
福祉用品カタログにおける「親しみやすさ」の設計原則
グリーンカラーが福祉業界のカタログに選ばれる理由
福祉業界向けのカタログでは、グリーン系の配色が使われるケースが多いですが、それには理由があります。グリーンは自然や健康を連想させる色であり、福祉が目指す「健やかな暮らし」のイメージと直結します。
この作例では、ライムグリーンという明るめのトーンを採用し、やや元気な印象のデザインに仕上げています。深いグリーンだと厳かさが増す一方、ライムグリーンには「前向きさ」や「明るい未来」というニュアンスが加わります。福祉の現場で働く方々にとって、手に取るたびにポジティブな気持ちになれるカタログは、商品選びのモチベーションにも影響するかもしれません。
イラストによる「対話型」の商品説明
中面の随所にスタッフのイラストが配置され、吹き出しを使ってポイントを解説しています。これは、紙面上で「誰かが話しかけてくれている」ような感覚を生み出す手法です。
商品カタログは性質上、スペックや規格の説明が中心になりがちです。数値やサイズの羅列だけでは、どの商品が自分のニーズに合っているのか判断しにくいこともあります。イラストのスタッフが「こんな場面で便利です」と説明を補ってくれることで、用途のイメージが具体的になり、発注判断がスムーズになる効果があります。
表紙のイラストが果たすターゲット明示の機能
表紙に笑顔のお年寄りのイラストを大きく配置していることで、「このカタログは福祉分野の商品を扱っている」ということが一目で伝わります。製品である袋や手袋の写真を表紙に持ってくる方法もありますが、消耗品の写真では業界がすぐには特定しにくいため、イラストで対象分野を明示する方が効果的です。
パステルカラーで描かれたイラストのタッチは、紙面全体のやわらかいトーンと調和しており、「親切で丁寧」というカタログのコンセプトが表紙から一貫して伝わる構成です。
「福祉に新しい優しさを。」を紙面で体現する
キャッチフレーズが単なるスローガンに終わらず、カタログ全体のデザイン方針として貫かれている点がこの作例の特徴です。色使い、フォント選び、イラストのタッチ、情報の見せ方、すべてが「優しさ」を設計原則として作られています。
カタログはリピート利用される媒体です。繰り返し手に取る中で、用品の発注という実務的な行為とともに、「この企業の姿勢は変わらない」という安心感を届け続けるのも、カタログデザインが担える役割の一つです。
※掲載のパンフレット・冊子は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
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