今回はコントラストをつけることでインパクトをねらったデザインをご紹介していきます。コントラストのことをしばしば視覚効果(visual effect)と呼ぶことがあります。対比、差異、異物感のあるモノを同じ画面に並列することで視覚効果をねらった作品です。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
影のブルーと日向の白が印象的なポスターデザイン
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
ビルの陰も人影もブルー。不思議な雰囲気の作品です。静寂な印象となにかストーリーをはらんでいそうな青い影。日向の白も不思議な静けさをたたえています。
白と黒のコントラストが詩情を演出するポスター制作例
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
右上から左下にかけて画面を大胆に横切る日向と日陰を区切るライン。左下にはうつむきかげんに佇む一人の女性。日向を写した写真には不思議な静けさがあって、日陰には物語を感じます。ただコントラストをつけて目を引くというよりは、不思議な詩情が画面からあふれてくるポスターです。
いつもと異なる色彩・異物感のあるポスター制作例
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
こちらの作品は「遺伝子組み換え食品」に関するなんらかの問題提起をしているポスターということでした。既成概念とは異なる色彩にすることで、あらためてモノの存在を再認識させることをねらっているのでしょう。私たちは、モノを色で認識している部分がかなり多いようです。
子供の食糧問題を提起するポスター制作例
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
さやいんげんの中にあるのはインゲン豆ではなくてゼリー・ビーンズ。インゲン豆にふんしたゼリー・ビーンズの色彩がカラフルです。「Wendy van Santen」氏の作品「Sweet Veggies」シリーズは、子供の食糧問題について、カラフルで遊び心のある作風で問題提起しています。
コントラストをつけることでインパクトをねらったポスターを紹介してきました。今回は日向と影でコントラストをつけた詩情豊かなデザインが多かったようです。モノにはそのモノ独特の色彩があり、既成概念に反した色彩にすることでインパクトを表現できますね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ポスターデザインの作成例はこちら
過去のパネル・ポスター作成例をご覧いただけます。展示会やイベント向けの大きく目立つものから、学会・カンファレンスなどを対象としたやや小さめのポスターまで、サイズはもちろん、イベントやビジネスのイメージに合わせたデザイン作成を行なっています。