2018年のSEOについて考えてみました。
書いてみて自分で「大げさなタイトルだな」と思った事は置いておいて。
“アルゴリズムの変化について行けないからSEOの集客は諦める”といったような、SEOからの撤退宣言のようなものが散見される昨今。未だにSEOへのなんとなく怪しいイメージは払拭できず、言葉だけがふわふわしている事は否めません。
思い返せば、ワードサラダ、被リンク、コンテンツと、SEOにおけるテクニック(?)は変化してきました。別にGoogleが推奨したわけでも何でもなく、アルゴリズムとの裏のかきあいが戦場を変えながら行われていたような感があります。結局過ぎたるは何とやらで、ヒートアップしすぎると毎度Googleの怒りに触れ、そこが焦土になるだけです。
“googleに振り回される”と形容されることがありますが、別にgoogleが振り回しているわけではなく、勝手にWEB運営者がSEO界隈の都市伝説に基づいて右往左往しているのがSEOの歴史のような気がします。
昔から、キーワードも大切だし、被リンクも大切だし、コンテンツも大切なんです。要はバランスなのではないでしょうか。
「SEOはコンテンツだー!」という声が大きくなると、こぞってコンテンツの量産に勤しむようになる流れは、「バナナは体に良い」という番組が放送された翌日にスーパーからバナナが消える現象に似ています。
仮にバナナが体に良くても、そればかり食べていたら人間は不健康になってしまいます。”SEOにはあれがいいらしい”という真しやかな噂は絶えませんが、自身の健康と同じでバランスを意識することが大切だと思います。
昔からGoogleにおける良いWEBサイトの定義の根幹は変わっていません。SEOに影響する要素のバランスを頭の片隅に置きつつ(テクニカルな知識も必要だと思う)、読み手のことを考えたWEBサイトを作る。これに尽きるような気がします。
それはWEBサイトへの愛なしには成し得ないと思うのです。
つまり2018年のSEOは愛です。