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みんなが敬遠する道

みんなが敬遠する道は面白い?

「大変そう」と言われることを好む理由

僕が「こういうことやろうと思う」と誰かに話すと、「大変そうですね」とか「面倒臭そうじゃないですか?」といった反応が返ってくることがあります。普通なら「頑張ってください!」とか「応援してます!」なんて返事が期待されるかもしれませんが、僕はむしろこういう反応が好きなんです。その瞬間、心の中で少しニヤリとしてしまいます。

僕の中では、他人が「大変そう」と感じることこそ、芽が出る可能性があると信じています。皆が敬遠することにこそ、強みが隠れていることが多いからです。特にフリーランスとして生きていると、独自の強みがあることは大きな武器になります。

みんなが「やりたがらないこと」の魅力

「大変そう」とか「面倒臭そう」と言われることにチャレンジするのは、決して楽ではありません。これまでに取り組んできたブログ執筆や新しいデザインサービスの立ち上げなども、決して簡単な道ではありませんでした。それでも、その分競争相手が少なく、挑戦する価値があると感じています。

大多数の人が「大変そう」「面倒臭そう」と感じる領域には、未開拓のチャンスが眠っていることが多いです。皆がやりたがらないからこそ、邪魔をするものが少なく、少しの工夫で前に出られる可能性が広がっていると感じています。僕自身も、これまでのキャリアで「楽そうだから」と思って飛び込んだことはあまりなく、むしろ「大変だろうな」と覚悟しながらも、独自のポジションを築くためにあえて難しい道を選んできました。

 

フリーランスだからこそ感じる「リスクとリターン」の魅力

リスクとリターン

フリーランスという働き方は、リスクとリターンのバランスが大切です。安定を求めればリスクは減りますが、その分チャンスも減ります。一方で、「大変そう」と思われる領域に挑むことで、リターンが大きくなる可能性もあります。だからこそ、他の人がやりたがらないことに挑戦することで、差別化を図ることができるのです。

僕は何かを始めるとき、必ず「これって他の人がやりたがらないことか?」と自問自答しています。誰もが「やりたくない」と感じるところにこそ、チャンスが転がっていると信じているからです。もちろん、すべてがうまくいくわけではありませんが、それでも挑戦する価値があると感じています。

「芽が出るかも」という期待感が僕を動かす

僕がこの仕事に惹かれる理由のひとつは、挑戦してみないと結果がわからないという面白さです。「もしかしたら芽が出るかも」という期待感があるからこそ、「大変そう」と言われてもめげずにやり続けることができています。フリーランスとして仕事をしていると、どうしても成果がすぐに見えないこともありますが、その分、何か一つ大きな成果を上げられたときの達成感は格別です。

「大変そう」「面倒臭そう」という反応は、もしかしたら自分が正しい道を選んでいる証拠かもしれません。もしも全員が「それいいですね!」と賛成してくれたら、逆に少し不安になってしまうかもしれません。皆が賛成する道は、すでに多くの人が歩いている道であり、そこで埋もれてしまう可能性もあります。

 

誰も選ばない道を選ぶ強さ

リスク

「大変そう」と言われることは、チャンスの証であり、自分だけの場所を見つけるための道しるべでもあります。もちろん、すべてがうまくいくとは限りませんし、リスクも大きいですが、それでも僕はその道を選びます。大切なのは、自分にとって価値のある挑戦かどうかを見極めることであり、他人の評価に左右されずに進む勇気だと思います。

誰も選ばない道には、大きな可能性が隠されています。もし今、「大変そう」とか「面倒臭そう」と思われることに挑戦しようとしている方がいらっしゃるなら、ぜひその先にあるかもしれないチャンスを信じて進んでみてはいかがでしょうか。

 

「こういうことやろうと思う」と誰かに話して、『うわ〜大変そう』とか『面倒臭そう〜!』いう反応が多いとニヤリとしてしまいます。皆がやりたがらないことなら、芽が出たら強い。きっと遮るものが少ない。

X (Twitter) – Mar 15, 2020



この記事は過去の自分のX(Twitter)のポストを元に、編集しています。



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。