オーケストラが好きなんです。
僕は学生の頃にオーケストラ部に所属していた事もあり、オーケストラ / クラシック音楽が好きです。でも周囲であまりオーケストラを積極的に聴くという人は少ないと思います。僕自身あまり出会ったことがありません。
ふと、クラシック / オーケストラ音楽に興味がない人に、「お。面白いじゃないか」と思ってもらうにはどんな切り口があるだろうかと。思案しました。
そこでオススメしたいのがこれ。
1曲目はホルストの組曲「惑星」より『火星』です。
ちなみにクラシックへの取っ掛かりとして組曲は個人的にオススメだと思います。比較的1曲が短めなのと、テーマが分かりやすいものが多いからです。演劇が土台になっているものも多く、ストーリーを追えるのも楽しい。
組曲「惑星」では、ポップスのアレンジで『木星』が飛び抜けてメジャーになりましたが、他の惑星たちも良い曲なんですよ。
中でも何故『火星』を推すかと言うと、
オーケストラ = 眠い と言うイメージが覆るかなと。
SF映画の戦闘シーンを見ているかのような緊迫感です。(火星は副題も”戦争の神”ですし..) 映画音楽はこれにかなり影響を受けているんじゃないかなと思います。
2曲目も組曲から、レスピーギの「ローマの松」です。かなり新しいので、もうクラシック(古典)ではないですが…
『第1部 ボルゲーゼ荘の松』は往年のディズニー映画を彷彿をさせる可愛さがありますし、最後の『第4部 アッピア街道の松』の力強さは圧巻です。
オーケストラ というと、”お堅い・眠い”と言ったイメージが付きがちですが、必ずしもそうではありません。ということが伝わればいいなと…(笑)