ボトルの蓋部分のデザインは、ラベルに比べて地味で定番の無難なデザインが多くなりがち。ここでは、とろけるような不思議な造形のボトルキャップが特徴的なボトルデザインを紹介いたします。とろける流体でそっと蓋をしたような工夫は、見る人におやっと思わせる意外性があります。他にないユニークなアイディアは商品の差別化にも繋がるでしょう。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)
上品さとアナログ感の対比が面白いボトルデザイン
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こちらのボトルはキャップ部分に樹脂のようにとろけるコーティングが施されています。封筒に押された封蝋のような、クラシカルな上品さを感じさせてくれるアクセントになっています。対照的に、ボトル本体の装飾はモダンでミニマルなデザイン。ややもすると物質的な汚しさにも繋がりかねない、とろける流体のようなボトルキャップを、カラーリングとボトル本体のシンプルなデザインと合わせることで洗練された上質さを感じさせるボトルデザインにまとめ上げられています。
芳醇さを感じさせるカラフルで楽しいボトルデザイン
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長いボトルネックを覆うカラフルなカバー。ボトルの中から湧き出してきたかのような見た目は、豊かさ、活力を感じさせてくれます。色味はラベルとも共通で、ボトルラベルのみではなくボトル全体を考えてデザインされています。アクセントカラーを大胆に配置し、クラシカルなワインの雰囲気はそのままに、楽しい夕餉を思わせる活気を与えています。
無難な見た目になりがちなボトルキャップですが、持ち運びの際に手に触れる部分であり、ラベルの次に特徴を出しやすい部分です。昔ながらのウイスキーにはキャップ自体がガラスの装飾品になっているかのようなきらびやかなものもありますが、普段使いの飲み物では稀です。樹脂など可塑性の高い素材を用いることでデコラティブなデザインにすることも可能でしょう。普段意識しない、定番デザインに落ち着きがちなパーツを見直すことは、新しいパッケージデザインを提案するきっかけになるかもしれません。
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