Skip links
パッケージデザイン

パッケージデザインを依頼する時に確認しておきたいこと


パッケージデザイン

消費者に商品の価値を伝えるパッケージデザインは消費者との大切な接点であり、商品のブランディング確立に必要不可欠なものです。商品の特徴やメリットを的確にあらわし、競合する他社のライバル商品の中で埋もれてしまわないようなパッケージデザイン開発が重要になります。

パッケージデザインを外注する場合は最適な業者を選ぶためにも、クオリティ、依頼から納品までの期間、デザイン料金などについて、詳しく確認しておく必要があります。

パッケージデザインの作成はこちら

 

パッケージデザインの依頼について

共有

デザイン会社に依頼する場合は、理想に近いパッケージデザインを提案してもらうために、どういったコンセプトを持った商品であるかを明確にします。完成イメージの参考となる資料を準備しておいたり、差別化を図りたい場合は競合する他社のパッケージデザインを例に出すなどして、「高級感・清潔感が欲しい」といったようにデザイナー側に具体的なポイントを理解してもらいましょう。制作したいパッケージデザインのイメージを共有することが大切です。

また、以下のような基準でデザインを評価してみましょう。

・人目を引き、注目を集めるデザインか

・製品の特徴や利点を反映しているか

・競合他社のデザインとは異なったユニークなものか

 

納期などの確認

デザインは感覚的な部分が強く、イメージの共有がなかなか難しいところがあります。発注側とデザイナー側に食い違いが生じないようにする事は、スムーズに商談を進めるためのポイントです。

デザイン会社はそれぞれ得意とする分野が異なります。どういった業種の商品を得意としているかは確認しておきたい点ですし、パッケージデザインは細かい作業が多く想定以上に時間がかかる場合も多いです。そのため、長期的なスケジュールも見越して余裕を持って発注したり、予め期日の確認をしておくことが重要です。

 

デザイン費などの確認

デザイン価格

また、パッケージデザインをデザイン会社に依頼する場合、デザインの修正に追加料金が発生して割高な料金となるケースもあります。作業項目別に料金の相場観はおさえておく必要があります。制作会社の見積もりが想定以上に高く、予算を抑えたいという場合は、クラウドソーシングサービスを通じてコンペ方式でパッケージデザインを募集するという方法もあります。

どのような依頼の場合でも、以下のような料金の条件については確認しておくのが好ましいでしょう。

・料金体系はどうなっているか

・料金にはどんな作業が含まれているか

・オプション費用(追加費用)はあるか

・キャンセルした場合の費用について

パッケージデザインを依頼する際には、品質、納期、そして価格を考慮することが重要です。これらの要素を念頭に置いてパッケージデザイナーを評価することで、ニーズに合ったデザイナーを見つけることができるはずです。

 

パッケージデザイン発注前チェックリスト

デザイン会社に依頼する前に、以下の項目を社内で整理しておくと、やりとりがスムーズになり、完成度も高まります。

商品情報

  • [ ] 商品名(正式名称・通称)
  • [ ] 商品の特徴・セールスポイント
  • [ ] ターゲット(年齢層、性別、ライフスタイル)
  • [ ] 価格帯
  • [ ] 競合商品(差別化したい点を含めて)

パッケージの仕様

  • [ ] パッケージの形状(箱、袋、ボトル、缶、チューブなど)
  • [ ] サイズ(縦×横×奥行き、または展開図の寸法)
  • [ ] 素材(紙、プラスチック、ガラス、金属など)
  • [ ] 使用する印刷方式(オフセット印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーンなど)
  • [ ] 特殊加工の有無(箔押し、エンボス、ニス加工、窓抜きなど)

法的・表示関連

  • [ ] 法律で義務づけられている表示項目(食品表示法、薬機法、家庭用品品質表示法など)
  • [ ] JAN/バーコードの有無
  • [ ] 原産国表示の要否
  • [ ] アレルギー表示(食品の場合)
  • [ ] リサイクルマークの要否

デザイン方針

  • [ ] ブランドカラー・ブランドロゴの有無(ガイドラインがあれば共有)
  • [ ] 参考にしたいデザイン(好みのテイスト3〜5点)
  • [ ] 避けたいテイスト・NGカラー
  • [ ] 写真素材の提供有無(自社撮影orデザイン会社に依頼)

 

依頼先の種類と特徴

パッケージデザインの依頼先にはいくつかの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

依頼先 メリット デメリット 費用目安
デザイン事務所・制作会社 高品質、ブランディング視点でのトータル提案 費用がやや高い 15〜50万円
印刷会社のデザイン部門 印刷とセットで依頼可能、技術的な制約に精通 デザインの選択肢が限定的な場合がある 5〜20万円
フリーランスデザイナー 費用を抑えやすい、デザイナーと直接やりとり 個人の力量に大きく左右される 5〜15万円
クラウドソーシング(コンペ) 複数案から選べる、コストを抑えられる クオリティにばらつき、ブランディング視点が弱い 3〜10万円

初めてパッケージデザインを外注する場合は、パッケージの制作実績が豊富なデザイン事務所に依頼するのが最も安心です。パッケージ特有の制約(展開図、印刷適性、素材との相性など)を熟知しているため、デザインの美しさだけでなく実用性も考慮した提案を受けられます。

 

パッケージの種類別に気をつけたいポイント

パッケージの種類によって、デザイン上の注意点は異なります。

食品パッケージ

  • 食品表示法への準拠が必須: 原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、製造者名等の表示が法律で義務づけられています
  • 「シズル感」の演出: 食品の場合、おいしそうに見えることがデザインの最重要課題。写真の質が売上を左右します
  • 耐水性・耐油性: 素材選びと印刷方式が、食品の特性に合っているか確認が必要

化粧品パッケージ

  • 薬機法(旧薬事法)への準拠: 効能効果の表現に制限があり、デザイン上のコピーにも注意が必要
  • 高級感の演出: ターゲット層に応じた素材感・加工(箔押し、エンボスなど)の選定
  • 使い勝手: ポンプ式、チューブ式など容器の形状に合わせたラベルデザイン

日用品パッケージ

  • 視認性重視: 商品棚で他社商品に埋もれないための配色・文字サイズ
  • 家庭用品品質表示法: 成分表示や使用上の注意が法律で義務づけられている場合がある
  • リユース・リサイクル表示: リサイクルマーク(プラマーク、紙マークなど)の表示義務

 

デザイン会社との打ち合わせをスムーズにするコツ

「言葉」だけで伝えない

「おしゃれな感じで」「高級感を出してほしい」──こうした抽象的な表現だけでは、デザイナーとの認識にズレが生じやすくなります。

最も効果的なのは、参考画像を3〜5点共有することです。「こういうテイストが好き」「この方向性は避けたい」という視覚的な情報があると、デザイナーは一気にゴールイメージを掴みやすくなります。

社内の意思決定ルートを事前に整理する

「担当者はOKだったのに、上長がNGを出した」というケースは非常に多く、やり直しのコストがかかります。打ち合わせの段階で、デザインの最終承認者は誰かを明確にしておきましょう。

修正回数と追加費用のルールを確認する

多くのデザイン会社では「デザイン修正◯回まで込み、それ以降は追加費用」というルールがあります。見積もり段階でこの条件を確認しておくことで、後から「思った以上に費用がかかった」という事態を避けられます。

 

まとめ

デザインの検討

パッケージデザインの重要性は、消費者が商品を選ぶ際に視覚的に訴えかけ、その商品の魅力やブランドイメージを訴求するために欠かせないものです。パッケージデザインを依頼する際には、デザイン会社の選定や発注前後の納期や価格設定について十分に検討する必要があります。

パッケージデザインを外注する場合は、信頼できるデザイン会社を選ぶことが重要です。デザイン会社には、どのような業種に特化しているか、どのようなクライアントに仕事をしているか、どのようなコンセプトにもとづいて仕事をしているかなど、できるだけ詳しい情報を収集しましょう。

デザイン会社に依頼する場合、理想に近いパッケージデザインを提案してもらうために、どういったコンセプトを持った商品であるかを明確にすることが必要です。デザイナーには商品の特徴や目的、コンセプトについての情報を提供し、デザイナーが完成イメージをイメージできるようにしましょう。また、デザインを評価する際には、人目を引くデザインであるか、製品の特徴や利点を反映しているか、競合他社のデザインとは異なったユニークなものかなどを重視しましょう。

パッケージデザインの発注前後には、納期や価格設定についても細かく検討する必要があります。デザインは感覚的な部分が強く、イメージの共有がなかなか難しいところがあります。そのため、発注側とデザイナー側に食い違いが生じないようにするために、スムーズに商談を進めるためにも、納期や価格設定については事前に詳しく確認しましょう。また、デザイン費などの確認についても、作業項目別に料金の相場観を把握し、発注前に見積もりを取ることが大切です。

パッケージデザインの費用について

 

▶︎ ラベル・パッケージデザイン制作事例を見る / ▶︎ パッケージデザインのブログ記事一覧 / ▶︎ 特集:売れる商品パッケージデザインの作り方

最後までお読みいただきありがとうございます。共感する点・面白いと感じる点等がありましたら、【いいね!】【シェア】いただけますと幸いです。ブログやWEBサイトなどでのご紹介は大歓迎です!(掲載情報や画像等のコンテンツは、当サイトまたは画像制作者等の第三者が権利を所有しています。転載はご遠慮ください。)

この記事について

執筆: ASOBOAD編集部

デザインの潮流や作例調査をもとに記事制作・編集を行っています。

運営: ASOBOAD(アソボアド)

デザイン事務所AMIXが運営するオンライン完結型のデザインサービスです。