ボトルのデザインというと、ラベルのデザインや箱のデザインに目がいきがちですが、ボトル自体の形も工夫を込めるポイントです。ユニークな形のボトルは売り場で格別に目立つだけでなく、新たなユーザー体験を生み出します。形から連想されるイメージの広がりは、そのアイテムへの印象付けに一役買ってくれることでしょう。個性的な形のボトルが魅力的なデザインを集めました。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)
形とイメージの一体化。見てすぐ分かるはちみつボトルデザイン
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六角柱のボトルに入れられた琥珀色の蜂蜜。そのボトルの形は蜂の巣のハニカム構造を連想させ、色でも形でも文字でも、蜂蜜「らしさ」を伝えます。文字まわりはシンプルですが、余計な説明がいらない直接的な訴求力がありますね。蜂蜜の透明感、ボトルの中に見える特徴的な形のハニーディッパーもまた蜂蜜というものを表現するのにぴったりのアイテム。「蜂蜜」というものを表現する要素を過不足なくまとめ上げた、隙のないボトルデザインです。
科学的な性質を思わせる多角形のボトルデザイン
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水の科学式H2Oにかけて「LH2O」と名付けられたこちらのボトルウォーター。科学的な響きをモチーフにしたのでしょうか、ボトルの形状は幾何学的な多角形です。辺の多さは透明なボトルのエッジを際立たせ、並べて陳列すると分子構造のモデルのような整然とした印象になります。斜めに置いて安定することもポイントですね。透明・白・ブルーというクリアな色使いも理知的な印象を与えるのに貢献しています。
丸みのついた円錐ボトルデザインに感じる和の風合い
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円錐形のボトルに入っているのはハーブティー。珍しい形状のボトルは、スパイスなどにも合いそう。モダンなフォルムながら、背景に見える和の鉄器にもマッチするのは、キャップの木目がナチュラルな風合いで間をとりもつからでしょうか。幾何学的な円錐のボトルにほんの少しの丸みと、柔らかな風合いの木目をプラスすることでホッとするティータイムにぴったりな可愛らしいボトルデザインに仕上げられています。
幾何学的な形のボトルと一口に言っても、その立体によって感じる印象は様々。六角柱を蜂の巣のハニカム構造と重ねて見るように何かの形の模倣と見ることはもちろん、円錐の三角形の尖ったイメージと円の丸みのあるフォルムから柔らかさのあるモダンな風合いを感じさせたりと、抽象的な概念を伝える媒介となってくれます。形それぞれの個性を生かすことでユニークで差別化されたデザインを形作ることができるでしょう。
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