世界には人を笑顔にできるような楽しいパッケージデザインやアイディアが溢れています。手に取った時にパッケージってじっくりと見てしまいますよね。食品はとても身近にあるものですから細部やアイディアにこだわったものにはすぐに惹かれてしまいます。今回はコンセプトを大事にした楽しいパッケージデザインを集めてみました。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)
アルメニアの笑顔になれるお米のパッケージデザイン
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お米は世界で最も古くからある穀物であり、消費量が多いため、何世紀にも渡って私たちの食事を支えてきました。お米は通常お店でさらっと買えるので、そこに至るまでのプロセスを考えたり、実際に見たりする方はもう少ないのではないでしょうか。
このパッケージは、小さな流通業者がお米のパッケージデザインを発注する際に、田んぼでのハードワークや人々の大変さや想いをデザインに乗せることをコンセプトに作られています。視覚的にお米の形をしているのはもちろん、そこで働く方の表情や温かみ、そして稲作を連想させる帽子をつけています。表情を伝えるための最低限のイラストと文字を用いています。棚に並べられた時に、サイズ感の違う商品たちがお互いに会話しているような狙いもあります。日常的に食べているお米をより大切にしたいと思える素敵なパッケージアイディアです。
中国のキュートなヨーグルトのパッケージデザイン
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この製品はなんと中国の羊の乳を使用したヨーグルトのパッケージです。現在の市場はミルクヨーグルトに支配されているため、とても珍しいですよね。ヨーグルトとだけ明記しても消費者はミルクヨーグルトと勘違いしてしまい、うまく情報が伝わらなくなるので敢えてパッケージを可愛らしい羊にしたそうです。ウインクした可愛らしい羊は珍しく、目に入りやすくするので興味を引きますね。手描きのような親しみやすいタイポグラフィを使用。ヨーグルトは4カップがグループで梱包しているので、牧草のデザインを加えてより自然を感じるアイディアがプラスされています。
赤ちゃんを抱きしめたような中国のお米のパッケージデザイン
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色々な意見を取り入れ、通常の白いお米、そして黒いお米、キビの3種類を発売することになったお米のブランドのパッケージです。5kgのお米はほとんどの人がカートなどを使わずに腕に抱きかかえて持つことを想定し、赤ちゃんを抱きかかえたようなパッケージアイディアになっています。
また、赤ちゃんの顔の部分は透明になって中のお米が見えるようになっています。それぞれ肌のカラーが違う赤ちゃんたちが抱きしめられて運ばれる様子は見ていてとても心温まりますよね。素敵なアイディアだと思います。
今回はユニークな食品のパッケージデザインを紹介しました。コンセプトが面白くてもデザインに反映されていなければもったいないですし、その逆も同じことが言えます。背景ににあるコンセプトを生かして、販売物として人の手に渡る時に、改めて意味を持つようなデザインを心がけたいものです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ラベル・パッケージデザイン料金と作例
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