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花火

特定のイベントをうまく絡めた広告デザイン例


花火

クリスマスやお正月といった年中行事に合わせて広告が打たれることが少なくありません。行事との相互作用によって、消費者の購買意欲を掻き立てると考えられているからです。特定のイベントをうまく絡めた広告デザイン例をご紹介します。(※紹介する広告デザインは当サイトの制作事例ではありません)

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スパゲティを花火に見立てた広告例

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日本でも多くの食材を展開しているイタリア最大の食品会社「バリラ(Barilla)」が新年に合わせて打ち出した広告です。

放射状にランダムに伸びるスパゲティを花火に見立て、夜空に大輪の花を咲かせています。ほとんど説明がないにもかかわらず、ちゃんと花火にも、そしてスパゲッティにも見えるのは、同社のブランドカラーでもあるネイビーを背景としていることで夜空が連想されるから。仮にブランドカラーがフォレストグリーンだったら、この広告案はきっと実現しなかったでしょう。

 

クッキーで天体ショーを再現した広告例

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ココアクッキーで白くて甘いクリームを挟んだ、ナビスコが販売するロンドンでの「オレオ(OREO)」の広告です。

2015年3月15日にロンドンは大規模な日食を迎えましたが、ロンドンといえば日照率の低さが知られています。「どうせ見られないんでしょ…」と多くの人がいぶかしがるなか、希少な天体ショーを誰でも楽しめるようにと、「オレオ日食(OREOECLIPSE)」なるキャンペーンを実施。クッキーを使って日食を再現する広告を屋外で展開しました。大方の予想通り、その日のロンドンの空は厚い雲に覆われることに…。

 

隅から隅まで、ハロウィンな広告例

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アメリカの大手自動車メーカー「フォード(Ford)」がハロウィンのシーズンに打った広告です。

道路や工事現場などで規制が行なわれる際に置かれるロードコーンの先端が折れ曲り、魔女の帽子を表現。ハロウィン・ムードを盛り上げます。「子供たちにとって事故がない安全なハロウィンにしよう(Treat kids to a safe Halloween.)」と自動車会社らしいコピーが添えられているのですが、あえて「Treat(待遇する、扱う)」という単語を使って、ハロウィンの日に子どもたちが家々をまわってお菓子をおねだりするときの「お菓子をくれないとイタズラするぞ(Trick or Treat!)」という決まり文句にうまく掛けています。細部まで行き届いたハロウィン感。見事というほかありません。

 

まとめ

季節のイベントに照準を合わせて、タイミングを見計らって広告を打つことで、高い効果が期待できます。「もうすぐお正月。おせちのご注文はお済みですか?」といったありふれた内容のものにはちょっとうんざりしてしまうかもしれませんが、今回ご紹介したような粋な広告は大歓迎ですね。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中の広告制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中の広告制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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